早いもので来週から新年度に入ります。
イギリスではブレグジット(イギリスEU離脱)が混迷を極め、残された選択肢は「合意なき離脱(ハードブレグジット)」か「離脱の長期延期」の2つに絞り込まれました。(期限は4月12日)
ふと欧州市場の株価が気になったので、日経平均株価との比較で過去1年の株価の動きを比較してみました。
日経平均株価とイギリスFTSETM100だと、昨年9月から年末までは日経平均株価のパフォーマンスが勝っていますが、今年に入ってからはFTSETM100のパフォーマンスが勝っています。
フランスCAC40もイギリスFTSETM100とほぼ同様の動きです。
ドイツDAX30だけは、昨年9月あたりから日経平均株価をアンダーパフォームしています。
ユーロ圏の上位優良銘柄で構成されるユーロ・ストックス50インデックス(EURO STOXX 50 Index)の過去1年間の株価チャートです。(日足)
ユーロ圏17カ国の上位600銘柄で構成されるストックス欧州600指数(STOXX Europe 600 Index)の過去1年間の株価チャートです。(日足)
欧州の主要指数は、みな似たような動きをしています。
4月12日に「合意なき離脱(ハードブレグジット)」になったら、円高・株安に大きく動きそうです。
ここまでの含み損益
- 2015年12月31日:-779,005円
- 2016年1月31日:-1,518,786円 ←世界同時株安
- 2016年3月4日:-1,562,384円
- 2016年4月14日:-927,282円
- 2016年7月29日:-1,576,983円
- 2016年9月30日:-1,658,868円
- 2016年11月18日:-1,309,935円
- 2016年12月16日:-745,269円
- 2016年12月23日:-828,929円
- 2016年12月30日:-861,289円
- 2017年1月6日:-705,592円
- 2017年2月3日:-898,770円
- 2017年3月3日:-379,687円
- 2017年3月31日:+138,942円
- 2017年4月30日:+71,430円
- 2017年6月2日:+749,572円
- 2017年6月30日:-662円 ←複数銘柄を利益確定(+135万)
- 2017年7月31日:+11,589円
- 2017年9月1日:+14,157円
- 2017年9月30日:+213,323円
- 2017年10月27日:+411,827円
- 2017年12月1日:+473,095円
- 2017年12月29日:+609,038円
- 2018年2月2日:+782,079円
- 2018年3月2日:+131,219円 ←米金利上昇(2.9%)からのVIXショックで世界的な株安局面に
- 2018年3月30日:+51,945円
- 2018年4月27日:+232,720円
- 2018年6月1日:+300,311円
- 2018年6月29日:+340,802円
- 2018年8月3日:+677,742円
- 2018年8月31日:+970,384円
- 2018年9月28日:+1,310,327円
- 2018年11月2日:+857,727円 ←米金利上昇(3.2%)、VIX上昇で世界的な株安局面に
- 2018年11月30日:+615,800円
- 2018年12月28日:-879,546円 ←パウエルショック(パウエルFRB議長のタカ派発言でリスクオフ)、12/25のクリスマスショックで日経平均は年初来安値(18,948円)
- 2019年2月1日:+90,624円 ←1/4のパウエル・プット(パウエルFRB議長「金融政策を柔軟に見直す用意がある」とハト派発言)でマーケットはリスクオンへ
- 2019年3月1日:+740,637円 ←1銘柄を利益確定(+25万)
投資を始めようと思ったきっかけや過去の利益確定額(キャピタルゲイン)、受け取った配当金(インカムゲイン)などは運営者情報ページに掲載しています。
2019年3月29日(金)の含み損益
◆投資信託
- ひふみ投信(投資額123万円/月3万円積立):
+178,357/+14.50%(前月:+183,296/+15.27%) - セゾン バンガード・グローバルバランスファンド(投資額134万円/月3万円積立):
+93,319/+6.99%(前月:+89,350/+6.84%) - たわらノーロード先進国株式(楽天証券のiDeCoで月23,000円積立):
+19,663/+3.93%(前月:+18,535/+3.889%) - 楽天・全米株式インデックス・ファンド(SBI証券のつみたてNISAで毎日809円積立):
+7,477/+3.61%(前月:+7,084/+3.6%) - 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(SBI証券のつみたてNISAで毎日810円積立):
+3,125/+1.51%(前月:+3,181/+1.66%) - げんせん投信(投資額約16万円/SBI証券で毎日870円積立):
-21,772/-10.26%(前月:-26,223/-12.36%)
◎合計損益:+280,171円/+7.59%(前月:+275,224円/+7.69%)
投資信託は先月とほぼ変わらないパフォーマンスです。
◆ロボアド
- THEO(テオ)(投資額26万円/月1万円積立):+2,925/+1.13% (前月:+1,567/+0.63%)
- WealthNavi(ウェルスナビ)(投資額25万円/月1万円積立):-222/-0.09%(前月:+1,181/+0.49%)
◎合計損益:+2,703(前月:+2,748)
3月は米国の10年債利回りが一時2.3%台まで下落しましたが(=債券価格は上昇)、そのせいか債券の比率が高いTHEO(テオ)のパフォーマンスがWealthNavi(ウェルスナビ)を上回りました。
ロボアド2社に1年3ヶ月ほど投資して感じていることは、株式が買われるリスクオン相場では「WealthNavi(ウェルスナビ)」が強く、株式が売られるリスクオフ相場では「THEO(テオ)」が強いということです。
また、運営者情報の「過去に受け取った配当金(インカムゲイン)」に掲載していますが、債券比率が高い「THEO(テオ)」の方が受け取る配当金も若干多いです。
受け取った配当金は自動的に再投資に回るので、お金にお金を増やしてもらう仕組みを作れます。
THEO(テオ)のパフォーマンスです。
株式中心のグロースはマイナスですが、インカム(債券)とインフレ(実物)はプラスになっています。
特に、インフレ(実物)は+7.31%と高パフォーマンスです。
THEOの投資銘柄一覧です。
日本の大型・中型の株式に投資し、日本の株式市場の時価総額85%に投資できる「EWJ」のパフォーマンスが一番悪いです。
日本株は「世界の景気敏感株」なので、る今のような景気後退懸念が出てきてい局面では売られてしまうようです。
債券では、米国ハイイールド社債のパフォーマンスが一番良いです。
先日、米10年債利回りと3ヶ月もの利回りの逆イールド(=景気後退の前兆)が起こり、マーケットはリスクオフに傾きましたが、リスクオフ時に真っ先に売られる傾向があるハイイールド社債はまだ売られていないようです。
ただ、3月は株式から債券へのマネーを流れを感じました。
インフレヘッジは米国不動産(リート)のパフォーマンスが一番良いです。
日本株がいまいち冴えない中、日本のJ-REITだけは好調ですが、米国でもREITは好調のようです。
日本のリートの平均利回りは4%前後ですが、今の世界的な低金利環境では4%の利回りが取れる投資先は旨味を感じる投資家も多いようです。
また、米中貿易摩擦などの不透明感が多い中、一時的な逃避先として相対的に安定しているリートが選ばれているという側面もあるようです。
WealthNavi(ウェルスナビ)はドルではプラスですが、円では為替差損によってマイナスです。
一番パフォーマンスが悪い「VEA」は米国を除く先進国に投資するETFです。
国別保有配分は以下のように日本株が一番多くなっています。(2018年12月31日現在)
- 日本:22.3%
- イギリス:15.3%
- フランス:8.3%
- カナダ:8.1%
- ドイツ:7.3%
- スイス:7.0%
- オーストラリア:6.2%
- 韓国:4.5%
- 香港:3.3%
- オランダ:2.8%
◆個別株
- すかいらーく(3197/東一):+129,500/+16.43%(前月:+69,000/+8.76%)
- チャームケア(6062/東一):+9,600/+2.26%(前月:+70,500/+16.61%)
- 三菱重工(7011/東一):-192,200/-29.48%(前月:-198,300/-30.41%)
- レントラックス(6045/マザーズ):-218,500/-14.90%(前月:+81,700/+5.5%)
◎合計損益:-271,600/-8.15%(前月:+22,900/+0.69%)
「すかいらーく」の株価が早くも上昇してきました。6月末の優待狙いとしては早すぎる動きように感じますが、最近は優待狙いでも早く動く投資家が増えていると何かで読みました。
さらに、3月は「すかいらーく」から優待カード18,000円分と配当金11,000円(税引前)を受け取りました。

「チャームケア」は弐億貯男さんがブログで「ポートフォリオ全体に占めるチャームケアの占める比率を徐々に下げていく」と書かれたせいか、だいぶ売られています。
実際、弐億貯男さんは1万株を利益確定したそうです。個人投資家が1万株も利益確定するってすごいですね。
しかも、「チャームケア」は流動性があまり高くありませんから、じわじわと売っていったのでしょうか?
「三菱重工」は3月に年初来高値を更新し、ここ2年のレンジを上抜いたので、久しぶりに含み損が20万以下まで減りました。
「レントラックス」は業績は悪くないのですが、なぜか売られます。。ただ、浮動株が少ないので、逆回転しだしたらドンと上がりそうな気もしています。というか、それを期待して待っています・・・。甘い考えかもしれませんが、、
それにしても、値上がり狙いで買った株で多くの含み損を抱え、優待と配当狙いで買った銘柄が多くの含み益を生むという状況に、あらためて株って難しい・・・と感じる日々です。。
◆海外ETF・米国株
海外ETFは信託報酬が最安値で歴史もある「バンガード(VANGUARD)」の4銘柄にマネックス証券で投資しています。
さらに、4銘柄のETFから受け取った配当金で「PM(フィリップモリス)」を購入しました。
加えて、「One Tap BUY(ワンタップバイ)」でも、米国株28銘柄を積み立てています。(毎月1銘柄につき1000円積立)
- VOO(米国S&P500に連動):+211,279(前月:+221,318)
- VTI(米国市場のほぼ100%に投資):+184,986(前月:+201,201)
- VT(全世界):+21,895(前月:+32,501)
- PM(フィリップモリス):+7,887(前月:+9,593)
- VWO(新興国):-77,892(前月:-66,854)
- One Tap BUY(米国株積立):+40,139(前月:+42,006)
◎合計損益:+388,294円(前月:+439,765円)
米国ETFと米国株の含み益は前月比で少し減っています。
ドルベースだと先月よりもパフォーマンスは良いので、ドル円下落(=円高)による為替の影響(=為替差損)のようです。
円ベースでは348,155円のプラスです。(先月は+397,759円)
ドルベースでは7310.62ドルのプラスです。(先月は+7086.29ドル)
スマホアプリ「トレードステーション」はマネックス証券に口座開設すると、無料で使えるようになります。
米国株や米国ETFに投資するなら、ぜひ使いたいアプリだと思います。マネックス限定です。
ワンタップバイは40,139円のプラスです。
3月にワンタップバイから受け取った配当金は合計で934円になります。
◆合計
- 投資信託:+280,171円(前月:+275,224円)
- ロボアド:+2,703円(前月:+2,748円)
- 個別株:-271,600円(前月:+22,900円)
- 海外ETF・米国株:+388,294円(前月:+439,765円)
◎合計損益:+399,568円(前月:+740,637円)
個別株のパフォーマンスが悪かったので、先月比で34万円ほど含み損が減ってしまいました。
明日(4月1日)は新年度開始&新元号発表でおめでたい雰囲気になりそうですが、4月12日がブレグジットの期限ですし、それを乗り切ってもGWの10連休があるので、4月は様子見相場となりそうな予感です。
ただ、毎年4月は外国人投資家が日本株を買ってくる傾向があります。今年も買ってくるのでしょうか?
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