2019年2月1日(金)の含み損益は+90,624万円、パウエルFRB議長のハト派発言で米国株が戻す

昨年末(2018年12月)はパウエルFRB議長のタカ派発言から株式市場が米国発のリスクオフとなり、日本株も日経平均が年初来安値を更新する暴落相場となりましたが、2019年に入ってから米国市場は持ち直してきました。

きっかけは、1月4月のパウエル議長の「金融政策を柔軟に見直す用意がある」というハト派発言です。

この発言以降、利上げやバランスシート縮小に対するマーケットの警戒感が軽減し、先月(2019年1月)のS&P500は月間ベースでは過去3年で最大の上げ幅となったようです。

米国株上昇、月間では3年ぶり大幅高-決算好感 – Bloomberg(2019年2月1日)

31日の米株式相場は上昇。月間ベースでは過去3年で最大の上げとなった。予想を上回る企業決算が買い材料。米連邦公開市場委員会(FOMC)のハト派傾斜も、投資家のセンチメントを押し上げた。

S&P500種は月間ベースで2015年10月以来の大幅高。経済指標の軟化にもかかわらず当局が引き締め政策を維持するとの懸念は、前日のFOMC声明を受けて和らいだ。

S&P500が月間ベースで2015年10月以来の大幅高(過去3年で最大の上げ)ということで、チャートを確認してみたいと思います。

S&P500の過去6ヶ月の日足チャートです。50日移動平均線を上抜き、200日移動平均線に届こうとしています。

一方、日経平均株価は50日移動平均線に届いておらず、米国市場ほどリスクオンに傾いていません。

主な原因は為替だと思われます。

ドル円は昨年12月から下落(円高)傾向が進んでおり、1月3日はフラッシュ・クラッシュが起こり、1ドル104円台まで円高が進みました。

2019年に米国で利上げがないとなると、昨年までのように日米金利差が拡大しなくなるので、円高圧力が強まります。

ただ、2月1日(金)に発表された米国の雇用統計やISM製造業景況指数が予想を大幅に上回る結果となったので、金曜日のドル円は大きく反発(=円安)しました。

主要企業の想定為替レートは109円台なので、ドル円が1ドル110円をはっきり超えるような展開になっていけば、日経平均株価も上昇基調になるかもしれません。

ここまでの含み損益

投資を始めようと思ったきっかけや過去の利益確定額、受け取った配当金などは運営者情報ページに掲載しています。

2019年2月1日(金)の含み損益

◆投資信託

◎合計損益:+100,926円/+2.91%(前月:-71,755円/-2.14%)

投資信託はひふみ投信が大きく上昇し、全体でもプラスに転換しました。

昨年末の「ひふみ投信」は大幅下落で久しぶりのマイ転となりましたが、この1ヶ月で+10%のプラ転です。

3年ほど積み立ててきた「ひふみ投信」がとうとうマイ転(含み損)へ、基準価額は最高値54,198円から30%下落し37,966円に
私は毎朝、自分が投資している投資信託のパフォーマンスをチェックしているのですが、昨日(2018年12月25日)の時点で久しぶりに「ひふみ投信」がマイ転してしまいました。 48,167円のマイナスです。 昨日は基準価額が5...

一方、同じアクティブファンドの「げんせん投信」は相変わらずの低空飛行が続いています。。

頑張ってほしいものですが、こういう時に「ひふみ投信」のように戻せないところに、力のなさを感じてしまいます。。

また、信託報酬0.2%台のインデックスファンド「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の年間実質コストが0.48%ほどだったことが分かりびっくりしましたが、投資信託の1期目は実質コストが高く出てしまうようです。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドの第1期の実質コストが年換算で約0.5%ってどういうこと?電話して確認してみました。
先日、「Fund of the Year 2018」に関する記事を書いた時に見たNIKKEI STYLEの記事で気になる文言がありました。 「目利きの個人」が選ぶ18年のベスト投信|マネー研究所|NIKKEI STYLE(2019/1...

インデックスファンドは「信託報酬」だけでなく「実質コスト」も開示して欲しいところです。

一般投資家には分かりづらい「隠れコスト」はあまり良い印象を受けません。

◆ロボアド

◎合計損益:-15,282(前月:-37,086)

ロボアドはどちらもマイナスですが、先月から比べるとマイナス幅がだいぶ減りました。

上記はWealthNavi(ウェルスナビ)のスマホアプリの画面です。

ドルベースでは-47.64ドルなのに、円ベースでは-9,446円になっているので、為替差損が出ていることが分かります。

米国株に対して日欧株のマイナス幅が大きいです。新興国は少し持ち直したようです。

逆に、不動産や金(Gold)といった実物資産へのマネーの流れを感じます。

上記はTHEO(テオ)のスマホアプリの画面です。

THEO(テオ)の方が含み損が少ないですが、リスクオフ局面ではWealthNavi(ウェルスナビ)よりもTHEO(テオ)の方が守りが堅い印象を受けています。

THEO(テオ)のスマホアプリでは上の画面を見ることができません。この画面もスマホアプリで見られるようにして欲しいものです。

現状のスマホアプリでは、どの銘柄がどのくらいプラスなのか?(どのくらいマイナスなのか?)が分かりません。

上のパフォーマンスだと日本株とユーロ圏のマイナス幅が大きくなっています。

EUは3月29日のブレグジット(イギリスEU離脱)が「合意なき離脱」にならないことが分かるまで、不安定な動きが続きそうです。

◆個別株

  • アンリツ(6754/東一):+178,400/+28.05%(前月:-25,600/-4.03%)
  • すかいらーく(3197/東一):+115,000/+14.59%(前月:+79,500/+10.09%)
  • チャームケア(6062/東一):+3,300/+0.78%(前月:-71,700/-16.89%)
  • レントラックス(6045/マザーズ):-201,400/-13.73%(前月:-340,100/-23.19%)
  • 三菱重工(7011/東一):-233,100/-35.75%(前月:-256,400/-39.32%)

◎合計損益:-137,800/-3.47%(前月:-614,300/-15.48%)

個別株は全体ではまだマイナスですが、5G銘柄の「アンリツ」が大幅上昇しました。

1月30日(水)の後場終了後に発表された第3四半期決算の内容が非常に良く、翌31日(木)は18%の上昇。

翌2月1日(金)は利益確定の売りに押されるかなと思ったのですが、日経新聞に5Gやアンリツに関する記事が出たせいか、さらに5.6%上昇しました。

マネー、バイオの次は5G アンリツなど商い伴い上昇:日本経済新聞(2019/2/1)

次世代の高速通信規格である「5G」が新たな投資テーマに浮上してきた。かねて有力視されてはいたが、5Gが実際に収益に貢献してきたとの見方から、31日の東京株式市場では関連株が商いを伴って軒並み上昇した。

31日の株式市場で5G関連がにぎわったきっかけはアンリツだ。同社株は同日、18%高と急伸。売買代金も270億円と、前日の9倍を超えた。ある日本株ヘッジファンドは「かなりのサプライズだった」と舌を巻く。

アンリツは前日の取引時間後に2019年3月期の連結営業利益を前期比2.2倍の110億円に上方修正した。5G関連のモバイル市場向け開発用計測器需要の拡大が主因で、地域は米国とアジアでの伸びを見込む。

計測機器を手がけるアンリツは昨年にも、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」関連として人気化する場面があったが、中国景気の不安が台頭し、一時は失速していた。だが、5Gのサービスが各国で徐々に始まり「いよいよ5Gの山を登り始めた」(アンリツ)ことで、収益に貢献する段階に入ったとの見方が高まった。

5G需要には世界の市場で期待が高まっている。関連銘柄の米ザイリンクス株は先週、18年10~12月期の決算を発表した翌日に一時20%高となった。ビクター・ペン最高経営責任者(CEO)は決算後の電話会見で5G関連の成長を強調し「韓国での5G導入と中国での初期投資が始まっている」と話した。三井住友トラスト・アセットマネジメントの高橋一チーフファンドマネージャーは「5G関連は地に足がついた形で収益化が見えてきた」と話す。

SBI証券のスマホアプリで見ることができる、アンリツの日足チャートです。

ボリンジャーバンドの+2シグマを大きく超えています。出来高も今までの何倍も大きくなっています。

週足チャートです。私は昨年末にボリンジャーバンドの-2シグマに接したあたりで少し買い足しました。

月足チャートです。来週以降の動きが気になるところですが、PTSでは2020円まで下落しています。(現在の株価は2036円)

こちらは楽天証券のスマホアプリです。

楽天証券のスマホアプリはネット証券の中では一番先進性が高いと感じています。iPhoneのFaceIDにも対応しています。

以下はアンリツの「2019年3月期第3四半期」の決算資料です。

正直、私は決算資料などを読んでも、いまいち理解できません。。

でも、マネックス証券の「マネックス銘柄スカウター」を見ると、ビジュアル的に今の状況を把握できます。決算の内容もすぐに反映されます。

上記はアンリツ(6754)の画面です。

上記はレントラックス(6045)の画面です。現状では大きな含み損を抱えていますが、業績は良いので今後の株価上昇に期待しています。

「マネックス銘柄スカウター」はマネックス証券に口座開設すれば誰でも無料で利用できますが、有料級のツールと言われています。

「マネックス銘柄スカウター」を使うだけでも、マネックス証券に口座開設する価値はあると思います。

「マネックス銘柄スカウター」の詳細は以下の記事で詳しく解説しています。

無料だけど有料級ツール「マネックス銘柄スカウター」なら日本株を過去10年に渡って詳細分析できる
先日、「2019年3月までに日経平均株価は3万円まで上昇する、マネックス証券の見通し」という記事を書きましたが、最近のネット証券では「マネックス証券」の動きが非常に興味深いです。 特に、今年10月末にリリースされた「マネックス銘柄スカ...

マネックス証券のサイトにも「マネックス銘柄スカウター」の説明があります。

マネックス証券:マネックス銘柄スカウター

◆海外ETF・米国株

海外ETFは信託報酬が最安値で歴史もある「バンガード(VANGUARD)」の4銘柄にマネックス証券で投資しています。

さらに、4銘柄のETFから受け取った配当金で「PM(フィリップモリス)」を購入しました。

加えて、「One Tap BUY(ワンタップバイ)」でも、米国株28銘柄を積み立てています。(毎月1銘柄につき1000円積立)

  • VOO(米国S&P500に連動):+139,942(前月:+64,147)
  • VTI(米国市場のほぼ100%に投資):+116,999(前月:+36,429)
  • VT(全世界):-14,288 (前月:-62,336)
  • PM(フィリップモリス):-14,967(前月:-25,559)
  • VWO(新興国):-93,945(前月:-137,444)
  • One Tap BUY(米国株積立):+9,039(前月:-31,642)

◎合計損益:+142,780円(前月:-156,405円)

米国株が大幅に戻した結果、先月は-15万でしたが、今月は+14万にプラ転しています。

米国ETFは為替で円高が進んだため、為替差損がかなり出ていますが、それでも+13万です。

1月は配当金を113.97ドル受け取りました。

1月に受け取った全ての配当金に関しては、運営者情報ページに追記しました。

ドルベースだと、海外ETF4銘柄はすべてプラスです。

昨年12月からドル安が続いていますが、ドル安は新興国にとってはプラス材料となるので「VWO」が持ち直してきています。

全部で5749ドルのプラスですが、現在のドル円の為替レート(1ドル109.5円)で計算すると、日本円で+63万弱の含み益になります。(5749 × 109.5 = 629515.5)

でも、私は1ドル120円の時に米国ETFを買ってしまったので、為替差損が出た結果、+13万まで含み益が減ってしまっています。

海外資産の一括購入の場合、為替の影響をすごく受けることを実感する毎日です。

積立でしたら、為替レートもドルコスト平均法になるので、あまり気にする必要はないと思いますが。

米国株28銘柄に毎月1万円ずつ積立している「One Tap BUY」は9000円ほどのプラスです。

「One Tap BUY」で1月に受け取った配当金です。減配を発表したGEの配当金が10円まで下がっています。。

◆合計

  • 投資信託:+100,926円(前月:-71,755円)
  • ロボアド:-15,282円(前月:-37,086円)
  • 個別株:-137,800円(前月:-614,300円)
  • 海外ETF・米国株:+142,780円(前月:-156,405円)

◎合計損益:+90,624円(前月:-879,546円)

昨年末は世界的な株価暴落で88万ほどの含み損が出てしまい、今後はどうなるかと思いましたが、年が明けて1ヶ月で+9万円ほどの含み益が出るまで持ち直しました。

FRBの利上げペースの見直しが、マーケットに安心感を与えたことが大きいと思います。

私は2015年から株式投資を始めましたが、2月は2016年と2018年で世界同時株安が起こっているので、あまり良い印象がありません。

しかも、今年は3月1日が米中貿易協議の期限、3月29日にブレグジット(イギリスEU離脱)の期限があるので、そこまでは荒れ相場が続きそうな気がします。

全て良い方向で解決して、またリスクオン相場が来てくれるといいのですが、そんな一筋縄ではいかないんでしょうね・・・。

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