スマホ証券の「One Tap BUY(ワンタップバイ)」に投資してやっと1年が経ちました。
現在のパフォーマンスや配当金などを振り返ってみたいと思います。
ちなみに、One Tap BUY(ワンタップバイ)の投資先は株式のみなので、長期投資という意味では債券や不動産、実物資産などに分散投資できるロボアドの「WealthNavi(ウェルスナビ)」や「THEO(テオ)」の方が向いています。
世の中が株式のようなリスク資産への投資に消極的になると、株式からマネーが一気に逃げ出し、他の資産へそのマネーが移動するので、安定して資産を構築したいなら、株式だけでなく他の資産クラスへの投資も考えた方がいいと思います。
分散投資に関しては以下の記事に詳しく書いています。世界の富裕層がやっている投資です。

現在のOne Tap BUY(ワンタップバイ)の投資先
まず、現段階で「One Tap BUY(ワンタップバイ)」で投資できる投資先についてまとめてみたいと思います。
- 日本株:日本を代表する優良企業のうち、業績の安定性も重視した30社
- 米国株:厳選された米国の優良企業30銘柄
- 積み株:米国株の毎月定額積立 ←←← 私が選んだのはコレ
- まるごと米国株(ETF):SPDR S&P 500 ETF(相場が上がったら儲かる)、DIREXION S&P500 3X(相場が上がったら3倍儲かる)、DIREXION S&P500 -3X(相場が下がったら3倍儲かる)
- まるごと日本株(ETF):日経225連動型上場投資信託(上がったら儲かる)、日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(上がったら2倍儲かる)、日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(下がったら儲かる)
「One Tap BUY(ワンタップバイ)」が登場して1年経った現在では上記のような5つの投資対象に投資できます。
私が始めた頃は「米国株」と「積み株」しかなかった記憶がありますが。
この5つの投資対象の中から私が選んだのが「積み株」です。
というのも、当時は米国の個別銘柄に毎月積み立てできる証券会社はなかったからです。
毎月積み立てることで、ドルコスト平均法で大きな含み損を抱える可能性も抑えられますし、配当再投資で複利運用できるので、これを選びました。
2017年7月 積立開始、8月に初めての配当金受け取り
スマホアプリで今までの取引の履歴を見ることができるのですが、2017年7月18日に米国株28銘柄に1000円ずつ投資開始しました。
そして、翌月の8月16日にも28銘柄に1000円ずつ投資しています。
最初に積立設定しているので、あとは自動的に毎月決められた額が積立されます。ほったらかしです。
ただ、入金だけは忘れずにする必要があります。
現状では「みずほ銀行」だけ銀行引き落としに対応していますが、私は「みずほ銀行」に口座を持っていないので年に2〜3回ほどまとまった額を「OneTapBUY(ワンタップバイ)」に入金しています。
ネット銀行なら振込手数料は月に数回は無料なので、わざわざ「みずほ銀行」に口座開設する必要はないと感じています。
次に配当金ですが、8月17日にはじめての配当金7円を受け取っています。
この頃はまだ1銘柄につき2000円しか投資していないので、配当金も数円と非常に小額です。
受け取った配当金は自動的に再投資に回ります。
米国株は高配当な銘柄が多いですが、いずれは受け取った配当金で毎月28000円の積立金をがまかなえることを目指しています。
そこまでいけば、まさにお金がお金を生む状態を作れることになります。しかも、世界最強の米国グローバル企業で。
1年間毎月積立した現在の配当金と含み益
最新の配当金ですが、1銘柄につき数十円に増えています。
1年間毎月1000円ずつ積立してきたので、1銘柄につき12000円(1000円 × 12ヶ月)ほど投資していることになります。
これがスマホアプリのトップページですが、現在の含み益は1万2161円です。
この含み益はドル円の為替レートによって刻々と変化します。
基本的に、円安になれば含み益が増えますし、円高になれば含み益が減ります。
外国の銘柄なので、株価だけでなく、為替レートにパフォーマンスは影響を受けます。(パフォーマンス = 株価 × 為替)
青いラインを引いたところに「米国株積立 – 配当再投資」をありますが、これは自分で好きな名前を付けることができます。
「One Tap BUY(ワンタップバイ)」の公式サイトにあるように、「マイホーム頭金」「クルマ購入」「旅行資金」などと自分の人生の目標ごとに名前を付けて投資していっても面白いと思います。
スマホアプリでいつでもパフォーマンスがチェックできるので、自分の人生の目標がより身近に感じられるようになるのではないでしょうか?
手元にお金があると、ついついどうでもいいことに使ってしまいますからね。
人生の目標のために、自分だけでなく、お金にも働いてもらうという視点は目標達成の確率を高める1つの手段になると思います。
ただし、投資ですので、含み益を抱えることもあれば、含み損を抱えることもあります。これが、銀行預金との一番の違いです。銀行預金は増えることはないですが、減ることもありません。
「米国株積立 – 配当再投資」をタップすると、以下のように各銘柄のパフォーマンスが表示されます。
CEOの顔写真があるので、なんだか親近感が湧いてきます。
スクロールしていけば、以下のように他の銘柄のパフォーマンスも一覧で見ることができます。
ここまではAmazonが+4374円と一番パフォーマンスが良いですね。
一番パフォーマンスが悪いのは、先日、ダウ30から外されたゼネラルエレクトリックの-2614円です。
銘柄名をタップすると、「平均買付価格」や「平均買付為替レート」をチェックでき、「株価の上昇率」と「為替の上昇率」も確認できます。
これはフェイスブックの画面ですが、株価が15%上昇し、為替が0.3%上昇しています。
先程の銘柄一覧画面で右側にある「・・・」をタップすると、画面下に「売買履歴」「マンガで読む」「チャートやニュース」「企業情報」という4つのメニューが表示されます。
これはフェイスブックの「売買履歴」の画面です。毎月の買付けごとの株価と為替レートを確認できます。
「マンガで読む」をタップすると、その企業を紹介するマンガを読むことができます。
投資先企業やCEOのことをマンガでサクッと知れるのはいいですね。
「One Tap BUY(ワンタップバイ)」で投資できる米国企業30銘柄すべてにマンガがあるので、これを読むだけでも勉強になります。
「チャートやニュース」をタップすると、ブルームバーグのウェブサイトがブラウザで表示されます。
ブルームバーグのサイトでは株価チャートも見ることができますが、フェイスブックの過去5年の株価は絵に描いたような右肩上がりです。
「企業情報」の画面です。
パソコンの管理画面
「One Tap BUY(ワンタップバイ)」にはパソコンからアクセスできる管理画面もありますが、私の場合はほとんどアクセスしません。
スマホアプリで十分だからです。
投資先の銘柄一覧ページですが、赤がプラス、青がマイナスのパフォーマンスです。
スマホアプリと同様に、「平均買付価格」「平均買付為替レート」「株価の上昇率」「為替の上昇率」といったデータを確認できます。
赤枠で囲った「Facebook取引詳細」をクリックすると、以下の情報を見ることができます。
毎月の買付けごとの株価と為替レートを確認できます。
含み損益の推移をグラフでチェックできます。
以上が、スマホ証券「One Tap BUY(ワンタップバイ)」に1年間毎月積み立てしてきた感想というかレビューです。
朝起きたら、One Tap BUY(ワンタップバイ)のスマホアプリと、同じく米国株や米国ETFのスマホアプリ「Tradestation(トレードステーション)」で投資先のパフォーマンスをチェックするのが日課になっています。
「資産形成」という意味合いだけでなく、先程紹介したように「人生の節目となる目標のための投資」という意味でも、投資を生活の一部にしてみたら如何でしょうか。
投資先企業のニュースにも敏感になるので、視野が広がりますし、それ以上に自分の労働からの収入以外の収入も確保できる可能性が見いだせます。
もちろん、投資なので一時的に含み損を抱えることもありますが、そんな時は「安く買える時」と割り切って、狼狽売りだけはしない方がいいと思います。
私は過去にそれで失敗してしまいましたから。。
積立投資の場合、大きな含み益は大きな暴落の後に待っています。
暴落を乗り越えた回数が増えるほど、安く買える回数が増えるので、株価が回復した時に含み益も大きくなります。
米国株は基軸通貨「ドル」と世界言語「英語」を武器に、グローバル展開が当たり前のような企業ばかりなので、日本企業よりも安定的に世界成長の恩恵を受けられると感じています。
(追伸)結局1年目はで+2万5220円で終えることができました。
私はいつも毎月15日に1銘柄1000円ずつ積立するように設定しているのですが、今月は15日が「海の日」で祝日なので、7月16日(火)に2年目の積立が開始します。
One Tap BUY(ワンタップバイ) の積立スケジュールはスマホアプリの「積立カレンダー」で確認できます。
というわけで、2018年7月13日(金)が1年目の最終日だったのですが、この1年のパフォーマンスは+2万5220円で終えることができました。
ここ最近の米国株は一人勝ち状態で、ダウも25000を超えてきました。
また、ドル円の為替レートがドル高円安に触れてきており、先日までは1ドル110円台でしたが、現在(2018年7月13日)は1ドル112円台まで上昇してきています。
米国株の投資の場合、円安になると円ベースで見た時に為替差益が出るので、パフォーマンスが良くなります。
「米国株の上昇」と「ドル円の上昇」という2つの上昇のおかげで、7月9日時点では含み益が1万2161円でしたが、7月13日には2万5220円まで増加しました。
というわけで、One Tap BUY(ワンタップバイ) の積立の1年目のパフォーマンスは+2万5220円というなかなかの数字で終えることができました。
一番パフォーマンスが良いのはAmazon(アマゾン)です。
毎月1000円、年間12000円投資して、現在の評価額は1万7644円になっています。
「株価の上昇率」は+46.95%と素晴らしい上昇率です。
2018年はドル円は円高傾向が続いていたので、最近の円安で「為替の上昇率」も+1.82%になっています。
ただ、為替は今後上がったり、下がったりしますから、大切なことは利益確定する時が円安になっているかどうかです。
逆に、円安時に積み立てて、円高時に利益確定すると、為替差損が出ます。
途中から積立開始した「Tesla(テスラ)」は+30円とほんのちょっとの含み益が出ていますが、「株価の上昇率」は-0.58%とマイナスです。ただ、「為替の上昇率」が高いので、トータルではプラスになっています。
こんな感じで、One Tap BUY(ワンタップバイ) での米国株積立1年目はなかなかパフォーマンスでしたが、1つだけ後悔していることがあります。
それは「Twitter(ツイッター)」を投資先から外していたことです。
私としては、「Twitter(ツイッター)」はもう伸びないと思っていましたし、配当もなかったので、投資先が唯一外していた銘柄でした。
しかし、私の予想は大幅に外れ、「Twitter(ツイッター)」の株価はこの1年で2倍になっています。
トランプ大統領が頻繁につぶやくので、それだけ利用者も増えたのかもしれません。
今では「素直に30銘柄全てに投資しておけばよかった・・・」と思っていますが、投資に「タラレバ」はありませんね。。
引き続き、これからもOne Tap BUY(ワンタップバイ)で米国株28銘柄を毎月1000円ずつコツコツと積み立てていきたいと思います。
One Tap BUY(ワンタップバイ)の過去記事
One Tap BUY(ワンタップバイ)に関しては、口座開設〜積立設定〜積立開始以降と過去にいくつか記事を書いているの、以下に一覧形式でまとめます。
これから口座開設する予定の人の参考になれば幸いです。
- スマホ証券の「One Tap BUY(ワンタップバイ)」に口座開設しました。(2017年6月20日)
- One Tap BUYで購入できる米国株30銘柄の過去20年の株価チャートをチェック(2017年6月21日)
- One Tap BUYで売買できる米国株30銘柄の配当利回り、PER、EPSなど(2017年7月10日)
- One Tap BUYで米国株28銘柄の積立設定が完了、まずは月1回28000円からスタート(2017年7月11日)
- One Tap BUY(ワンタップバイ)で米国株28銘柄の積立開始、まずはマイナススタート(2017年7月18日)
- 米国株の積立ができるOne Tap BUY(ワンタップバイ)に改善して欲しいところ(2017年9月4日)
- One Tap BUYでTESLA(テスラ)の投資が可能に、ポートフォリオに入れるべきか悩み中(2017年12月11日)
- Tesla(テスラ)への投資が開始、One Tap Buyで29銘柄・毎月29,000円の積立に(2017年12月16日)
コメント
こんばんは
積立時の手数料は合計でいくらくらいになってますか?
ひと月で320円くらいでしょうか?
名無しさん
OneTapBUY(ワンタップバイ)の手数料(コスト)に関しては、以下のページで触れています。
スマホ証券の「One Tap BUY(ワンタップバイ)」に口座開設しました。
「1ドル100円の時に1万円を投資した時の総手数料」を参考に、積立予定額で計算してみて下さい。
ただ、1年以上前の記事なので、公式サイトで最新の手数料(コスト)をご自身で確認することをおすすめします。
証券会社の手数料(コスト)は定期的に変更することがあるので。