バフェット太郎さんの本『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』が面白くアメリカ株の王道を勉強できます。

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ゴールデンウィークに10冊くらいの本を読んだのですが、その中でも一番おもしろく、かつ勉強になったのがバフェット太郎さんの『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』という本です。

バカでも稼げる「米国株」高配当投資
バカでも稼げる 「米国株」高配当投資

表紙はポップですし、文体も軽い感じですが、過去に販売された小難しい分厚い米国の翻訳投資本(名著)を、自らの投資実践を通して分かりやすく解説されています。

この本を読んでまず思ったことは、「私はクソダサい投資家だなぁ・・・汗」ということです。。

バフェット太郎さんの投資法は、米国の超大型・連続増配・高配当の10銘柄に均等投資して、配当を再投資するスタイルです。

以下はバフェット太郎さんが投資している銘柄と直近の配当利回りです。(配当利回りが高い順)

誰もが知っている世界的な企業ばかりですし、直近の配当利回りも非常に高い銘柄ばかりです。

「株価」と「配当利回り」は逆相関の関係にあり、企業が提示する「1株配当」が変わらなければ、株価が下がれば配当利回りは上がります。

たとえば、「1株配当」が30円で現在の株価が1000円の場合、配当利回りは3%(30 ÷ 1000 × 100 = 3)になります。

この銘柄の株価が800円に下落すると、配当利回りは3.75%(30 ÷ 800 × 100 = 3.75)に上昇します。

逆に、株価が1200円に上昇すると、配当利回りは2.5%(30 ÷ 1200 × 100 = 2.5)に下落します。

この先、株価が上がるか下がるかを読むのは難しいですが、仮に自分の予想に反して株価が下落したとしても配当は確実にもらえますし、株価が下落するほど配当利回りは上昇するので、受け取る配当金が株価下落のクッション役として機能するという見方もできます。

ただし、配当は利益から出ているので、業績悪化が続けば減配のリスクもあります。

ちなみに、現在の日経平均株価の「平均配当利回り」は「1.83%」です。

日本の増配銘柄としては「花王」が29期連続増配していますが、直近の配当利回りは「1.57%」とそれほど高くありません。(花王の株価は過去5年右肩上がり)

また、日本株と米国株では、配当金の受取回数も違います。

日本株の場合、「年2回」の配当金支給が一般的ですが、米国株や米国ETFの場合、「年4回」が一般的です。

バフェット太郎さんは、受け取った配当を再投資し元本をさらに膨らませて、その結果、受け取る配当金がさらに増えることを「マネーマシン」と呼んでいます。

つまり、「お金がお金を産んでいる状態」です。

バフェット太郎さんは再投資する配当を含めた50万円も毎月追加投資しながら資産を形成しています。すごいですね。

この本のいいところは、通常なら分厚くて文字が小さい米国の投資本の翻訳本を苦労して読まないと学べないことを、サクッと面白おかしく学べるところだと思います。

ジェレミー・ シーゲルの「株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす」や「株式投資 第4版」は1回読んだだけではなかなか理解できませんし、とにかくボリュームがあるので読むのに一苦労です。

最近はこういった分厚い本は以前ほど売れないらしく、出版社も軽くサクッと読める本を出版したがる傾向があるそうです。

そういう意味では、「バカでも稼げる「米国株」高配当投資」は、すごく今っぽいスタイルの本だと思いました。

読んでいて、ついつい笑ってしまうような表現も多いので、「投資の勉強」という感じがあまりしません。

たとえば、以下のような表現が出てきます。

不況局面ではあらゆる株が暴落するので、好況局面で自分は天才投資家だと浮かれていた投資家たちは脱糞しながら泡を吹いて気絶することになります。

といっても、書いてある内容はアメリカ株の王道とも言える投資法なので、この本を読んでから米国の翻訳投資本を読むという手順もありだと思います。

バフェット太郎さん自身も、歴史をすごく重要視しながら投資をしていることが伝わってきます。

私が耳が痛かったのが以下の記述です。

下心による配当再投資見送り

本来、お金がお金を産むマネーマシンを作りたいなら、配当を再投資してマシンの規模を時間の経過とともに大きくしてあげなければなりません。しかし、欲深い残念な投資家ほど、高値警戒感が指摘されている中で、株価が割安になってから配当で買い増そうと考え、結局配当金だけが溜まっていくことになりがちです。

しかし、割安になってから株を買い増そうと考えていると、前述した通り、割高感が指摘されている中で株価はさらに上昇してしまい、永遠に買い増すタイミングを逃すってことにもなりかねないので、配当は定期的に再投資するようにしましょう。

まさに、私は「欲深い残念な投資家」だなと思ったので、今まで米国ETFで受け取った14万円ほどの配当金を先日やっと米国株に再投資しました。(これについては別記事に書きたいと思います)

この本を読んだ後に、巻末で紹介されている以下の米国株に関する書籍を読むことで、投資や資産運用についてさらに深掘りできると思います。

私は1冊目以外は全て読んでいます。

ウォール街で勝つ法則 - 株式投資で最高の収益を上げるために
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敗者のゲーム〈原著第6版〉
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