バンガードETFの配当でアメリカで引かれた10%の税金を確定申告の外国税額控除で取り戻す手順

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私は2015年にマネックス証券でバンガード(Vanguard)の米国ETFの4銘柄を購入し、未だに保有中です。

そして、各銘柄から年に4回ほど配当金を受け取っています。

先日、改めて2017年度中に受け取った配当金を確認してみました。

ピンク枠の数値が受け取った配当金になります。

バンガード(Vanguard)のETFは米国市場に上場しているので、受け取る配当金も米ドルです。

2017年は合計で515.44ドルの配当金を受け取りました。

1ドル105円計算だと日本円で5万4121円になります。

ただ、この配当金は米国で10%の税金を引かれて、その後、日本で20.315%の税金を引かれています。

つまり、二重課税となっています。

私は初めてバンガードETFから配当金をもらった時に、二重課税のことを知ってビックリした記憶があります。

その時のことは「初めて米国ETFバンガード(Vanguard)の配当を頂きましたが、税金が30%引かれるんですね。。」に書いています。

配当金からどれだけ税金が引かれたか知るには「取引報告書」を見れば詳細が分かります。

ここでは、上の画像の一番上の12/26約定日の「VT(受渡金額33.86ドル)」の取引報告書を見てみます。

税込金額(税引き前)では48.17ドルですが、「国外税率」で10%引かれ、「国内税率」で20.315%引かれて、最終的に「お受取金額」は33.86ドルになっています。

ちなみに、配当金の報告書に関しては「海外ETFの購入時の為替レートや今まで受け取った配当金総額などの調べ方」にも詳しく書いています。

二重課税なので、米国で引かれた10%は確定申告で「外国税額控除」をすると、ほぼ取り戻すことができます。

私は先日、確定申告をして、2017年に受け取った配当金の「外国税額控除」を行ったので、忘備録としてその課程を残しておきたいと思います。

まずは、アメリカで10%引かれた税金の総額を知る

確定申告で「外国税額控除」をする前に、まずはアメリカで10%引かれた税金の総額を知る必要があります。

マネックス証券の場合は、ログイン後に「保有残高・口座管理」から「電子交付書」に進みます。

この画面で「特定口座年間取引報告書」にチェックを入れて、昨年度の取引となるので、「2017年〜2018年」にして、「検索する」ボタンをクリック。

「特定口座年間取引報告書2018年01月05日」をクリック。

すると、昨年度(2017年)の「平成29年分 特定口座年間取引報告書」が表示されます。

この「平成29年分 特定口座年間取引報告書」の中の「外国所得税の額」の部分がアメリカで10%引かれた税額になります。

私の場合は8,071円のようです。

金額としてはたいした額ではないですが、8000円あったら外食で美味しいものを1回食べられますし、経験として「外国税額控除」をやってみようと思いました。

ちなみに、「外国税額控除」をするには、この「平成29年分 特定口座年間取引報告書」の元本を証券会社から郵送してもらう必要があります。

税務署によっては、PDFをプリンターでコピーしたものでもOKな場合もあるそうですが、元本しか認めないという税務署もあるようなので、元本を送ってもらった方がいいと思います。

ネット経由で確定申告

確定申告は最寄りの税務署に行ってする方法もありますが、今ならネット経由でやった方がラクです。

まずは、「国税庁の所得税(確定申告書等作成コーナー)」のサイトを開きます。

ピンクのバナー「確定申告書等作成コーナー パソコンで申告書等を作成される方」をクリック。

「作成開始」ボタンをクリックすると、小窓が立ち上がります。

私はまだマイナンバーカードを持ってなく、通知カードのみなので、「書面提出」で確定申告しました。

私はMacで申告しました。ブラウザはSafariのみ対応のようです。

「所得税コーナーへ」をクリック。

私の場合、2017年度は「特定口座 源泉徴収あり」ですでにキャピタルゲインも配当も税金の天引きがされているので、左の「給与・年金の方(給与・年金専用)」から進みました。

「特定口座 源泉徴収なし」だったり、不動産収入やFX、副業などの収入がある場合は、給与所得者でも真ん中の「左記以外の所得のある方(全ての所得対応)」になると思われます。

両方確認しましたが、真ん中の方が紙の確定申告書に書き込むように細かく設定できるようです。

事前に用意する書類などが書いています。「次へ」をクリック。

私は「確定申告書を印刷して税務署へ提出」を選びました。

最終的に作成した確定申告書をPDFでダウンロードできるようになるので、それをプリントアウトして、封筒に入れて、最寄りの税務署に郵送します。

「所得の種類」を選択します。

たいていの人は「支払者(勤務先)は1か所のみ」で「年末調整済み」だと思います。

右下に「外国税額控除」とあります。

「?」マークをクリックすると、「外国税額控除」を説明するウィンドウが立ち上がりました。

「二重課税を調整するために、一定額を所得税等の額から差し引くことができます。」と書いてあります。

「給与」を入力します。

源泉徴収票を見ながら「給与所得の入力」を入力します。何ページか続きます。

省略しますが、「給与所得」に続いて「所得控除」を入力します。

やっと「外国税額控除」を入力するページまでたどり着きました。

マネックス証券から「平成29年分 特定口座年間取引報告書」を郵送してもらっているので、外国税額控除の額は計算済みと解釈しました。

「平成29年分 特定口座年間取引報告書」を見て、「外国税額控除」の額を入力しました。

「次へ」ボタンをクリック。

還付される金額が表示されました。

8,071円から8,066円が還付されるので、還付率は99.9%です。

ただ、還付される金額は個人の所得額や控除額などによって変わってくるそうです。

「作成した申告書の表示・確認」ボタンをクリックすると・・・

紙の確定申告書のような画面が表示され、一番上に「還付される金額」が表示されています。

上の画面を下にスクロールすると、右下に「還付される税金」が表示されています。

この後は省略しますが、「住民税等」「住所・氏名等」を入力すると・・・

還付金の受取方法を選択できる画面が表示されます。

「ゆうちょ銀行以外の銀行」「ゆうちょ銀行」「ゆうちょ銀行の各店舗・郵便局窓口」から選べるようになっています。

あとは、指示通り進み、確定申告書の作成が完成させます。

完成したら、PDFファイルをダウンロードして、印刷して、自分で用意した封筒に入れて、最寄りの税務署に郵送します。

郵送する際は、確定申告書だけでなく、上記の書類も一緒に入れます。

私の場合は「源泉徴収票」「通知カード」「運転免許証のコピー」を添付し、「平成29年分 特定口座年間取引報告書」を同封しました。

還付ではなく、納税が必要な場合はクレジットカード納税が便利です。

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