SBI証券主催「ニッセイ×レオス対談企画」に参加し、藤野英人さんと伊藤琢さんのお話を聞かせて頂きました。

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先日、SBI証券さん主催の「ニッセイ×レオス対談企画」にブロガーとして参加させて頂きました。

藤野英人さん(レオス・キャピタルワークスの代表取締役社長)と伊藤琢さん(ニッセイアセットマネジメントのチーフポートフォリオマネージャー)の対談とブロガーとの座談会という内容でした。

当日は生の藤野英人さんを見れるということで、ちょっと緊張しながら「ひふみ投信」を運営するレオス・キャピタルワークスのオフィスがある東京駅まで向かいました。

レオス・キャピタルワークスのオフィスは東京駅八重洲南口から歩いてすぐの「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」の27階にありました。

すごく立派なオフィスビルでしたが、東京駅からすぐという立地は、日本中の会社訪問に行きやすい場所だと思いました。

ちなみに、現時点での私の「ひふみ投信」のパフォーマンスはプラス47%です。投資額に対して、評価額が1.47倍になっています。もうちょっとで1.5倍です。

私は当初、今回の「ニッセイ×レオス対談企画」の趣旨を勘違いしており、ニッセイの社員さんが「ひふみ投信」の藤野英人さんにインタビューをするという企画だと思って参加してしまいました。

そのため、ニッセイアセットマネジメントの伊藤琢さんが会場に入ってきた時は、インタビュアー役の人か何かだと思っていました。。

伊藤琢さんは2017年6月に新たに誕生した「げんせん投信」という日本株アクティブファンド(投資信託)のチーフポートフォリオマネージャーです。

私はこの日初めて「げんせん投信」の存在を知ったのですが、時間が進むに連れて伊藤琢さんの頭の良さに惹かれ、現在は「げんせん投信」への積み立ても考え中です。

マネックス証券が予測するように、日経平均が3万円を超える可能性もありますから、その恩恵を日本株アクティブファンドで受けられればと思いました。(現在の私のポートフォリオは米国株重視で日本株の比重が少ないため)

タラレバなのですが、「ひふみ投信」に初期の頃から積立していたら、今頃すごいことになっていますからね。

基準価額が1万円から5万3000円と5.3倍になっています。

初期に100万円を一括投資した人は、今は500万円以上になっています・・・。

毎月1万円だけの積立でも、初期の頃からやっていれば相当な含み益を抱えている状態だと思います。

今回「ニッセイ×レオス対談企画」に参加して、「げんせん投信」も「ひふみ投信」のように将来大きく化けるのではないか・・・と感じました。

というのも、伊藤琢さんは藤野英人さんの弟子のような存在のファンドマネージャーだからです。(後ほど詳しく触れます)

「げんせん投信」への投資&積立は「SBI証券」ならノーロード(販売手数料0円)でできます。

信託報酬は0.9990%(税込)なので、信託報酬が1.0584%(税込)のひふみ投信とほぼ同じです。

アクティブファンドはインデックスファンドと比べると信託報酬が割高に感じる人が多いかもしれません。

以前の私もその1人でしたが、今はパフォーマンスさえ良ければ、年間1%ほどの手数料なんてほとんど気になりません。

むしろ、年間1%の手数料を払って、優秀なファンドマネージャーたちに自分のために働いてもらっているという感覚です。

その結果がプラスなら何も問題ありません。

音楽の道を目指していた伊藤琢さんがファンドマネージャーという全く違う職業に就くまで

伊藤琢さんと藤野英人さんの出会いは、伊藤琢さんの学生時代だそうです。

藤野英人さんが明治大学で講師をしていた「金融特殊講義」に伊藤琢さんが学生として出席していたそうです。

ただ、当時の伊藤琢さんは音楽の道へ進むことを目指しており、大学卒業後はアメリカのバークリー音楽院に留学することも決まっていました。

そして、バークリー音楽院で音楽漬けの毎日を送ります。

しかし、アメリカ留学中に学費が底をつき、日本に一時帰国した時、ちょうど藤野英人さんがゴールドマン・サックス・アセットマネジメントから独立し、レオス・キャピタルワークスを作った時でした。

学生時代から藤野英人さんのことを尊敬していた伊藤琢さんは、「何でもするからアルバイトさせて下さい」と頼み、当時は5人くらいしかスタッフがいなかったレオス・キャピタルワークスでアルバイトすることになったそうです。

そこで、お茶くみの仕事などをしながら、音楽とは全く別の業界である投資信託の運用の仕事に触れていきました。

投資先候補になる会社の経営者にお茶を出した時に、お茶を出しても何も言わずにふんぞり返っている経営者もいたそうです。

それを藤野英人さんに伝えると、「それはすごく重要な情報」と言われたそうです。

なぜなら、「ありがとうの一言も言えないような人に投資したくない」「そういう経営者は社員にどんな態度がとっているのか察しがつく」からと。

その後、伊藤琢さんは日本生命の子会社であるニッセイアセットマネジメントに転職し、「げんせん投信」という日本株アクティブファンドのチーフポートフォリオマネージャーになりました。

つまり、伊藤琢さんは藤野英人さんの元で投資・運用を学んだ弟子であり、日本のアクティブファンドで最高峰のパフォーマンスを出し続けている藤野英人スピリッツを受け継いだ次世代ファンドマネージャー的存在なのです。(少なくとも私の目にはそう映りました)

伊藤琢さんに関しては、こちらのインタビュー記事にさらに詳細が載っています。

穴を探して穴を埋める

当日、藤野英人さんの発言ですごく印象に残った言葉がいくつかあったので紹介したいと思います。

藤野英人さんは「ビジネスというのは、何もないところに何かを作るのではなく、穴を探して穴を埋めるもの。」と考えているそうです。

そのため、経営者に対しても、どの穴を見つけて、どう埋めているのかをチェックしているそうです。

同じように、「ひふみ投信」自体も穴を埋める投信という位置づけだそうです。

というのも、日本の投資信託は10兆円市場という巨大な市場ではあるけど、巨大な穴があると思ったから。

藤野英人さんが投資信託業界に見つけた「穴」とは「日本の投資信託は消費者目線ではない」ということ。

この穴を埋めるために「ひふみ投信」を作ったそうです。

でも、投資信託業界にはまだまだたくさんの穴があるので、ライバルとなるアクティブファンドにも自身のノウハウを惜しみなく教えているそうです。

SBI証券」でノーロード(販売手数料無料)で投資できる「げんせん投信」もアクティブファンドとしては「ひふみ投信」のライバルとなります。

しかし、それでも一緒に投資信託業界の「穴」を埋めていくために、時にライバルとして、時に師匠と弟子としてお互い切磋琢磨しながら、消費者目線の投資信託を目指して運用しているそうです。

投資信託にはブランド品がない

「日本の投資信託は消費者目線ではない」という「穴」以外に、藤野英人さんが「穴」だと感じていたことは「日本の投資信託にはブランド品がない」ということです。

お菓子業界のように「ポッキー」や「きのこの山」のようなブランドがない。

投資信託業界で「ブランド品がない」という「穴」を「ひふみ投信」で埋めていこうと思ったそうです。

個人的には、すでにブランドとしてかなり確立していきているように思いますが、「ひふみ投信」が「ポッキー」や「きのこの山」のように誰もが知るようなブランド品になれば、日本の投資環境もだいぶ変わっていくると思われます。

少なくとも、販売手数料目当てで高コストな投資信託を何度も乗り換えさせようとする金融機関は、投資家からそっぽを向かれるのではないでしょうか。

TOPIXインデックスファンドは3分の1が腐った幕の内弁当

藤野英人さんはアメリカや新興国ならインデックスファンドはいいが、日本では必ずしもそうではないと考えているそうです。インデックスファンドはアメリカの理論で日本では違うと。

特に、TOPIXに連動するインデックスファンドはダメで、「3分の1が腐った幕の内弁当」と言っていました。

藤野英人さんは「いいものを選ぶより悪いものを除去する方がリターンが上がる」とおっしゃっていて、この言葉を聞いた時にウォーレン・バフェットの次のフレーズを思い出してしまいました。

日本ではアメリカで出版された書籍の影響でインデックスファンドが優勢な印象がありますが、インデックスばかりにお金が向かってアクティブにお金が回らなくなると、ダメな会社が排除されないという側面もあるようです。

藤野英人さんの頭の中をのぞきたい

今回の対談&座談会では、藤野英人さんと伊藤琢さんの地頭の良さに関心すると同時に、私自身、投資をする者としてすごく勉強になりました。

帰りの電車の中で、もっとお二人の頭の中をのぞいてみたいと思いました。

伊藤琢さんは書籍を出していないようですが、藤野英人さんは多くの書籍を出しています。

この出版活動も投資信託業界の「穴」を埋める活動なのかもしれません。

多数の書籍の中で、私は以下の本を読んで、藤野英人さんの頭の中をのぞいてみたいと思っています。

この機会に、投資家としてもっと成長できればと思います。

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(追伸)当日の様子がWebで公開されました。

SBI証券主催「ニッセイ×レオス対談企画」の当日のお二人の対談様子がWebで一般公開されました。

伊藤琢さんが作曲した音楽があったので、このページにも貼り付けておきます。

ブロガーとの座談会の様子は3月中旬頃に公開予定ということです。

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