先日書いた「ロボアドのWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)への積立投資を開始しました。」という記事の中で触れましたが、ロボアド「THEO(テオ)」に10万円追加で投資しました。
「THEO(テオ)」は月1万円の積立で開始しましたが、1万円だと2銘柄しか購入できず、目指すポートフォリオにならなかったからです。
また、同じロボアドの「WealthNavi(ウェルスナビ)」は最初に10万円を投資して、その後、月1万円の積立なので、両者の今後のパフォーマンス比較のためにも、金額を同じにした方がいいと判断しました。
これで、「THEO(テオ)」と「WealthNavi(ウェルスナビ)」がほぼ同じ条件になったので、今後のロボアド対決が楽しみです。
- THEO(テオ):初期投資額10万円(2017年12月19日)、毎月1万円積立(2017年12月14日〜)
- WealthNavi(ウェルスナビ):初期投資額10万円(2017年12月6日)、毎月1万円積立(2018年1月5日〜)
THEO(テオ)の管理画面でパフォーマンスやポートフォリオをチェック
まず、THEO(テオ)の管理画面にログインすると、時価評価額のページが表示されます。
現在の含み損益ですね。
私は2017年12月の積立資金1万円と追加で投資した10万円の合計11万円を投資しています。
それが、11万37円になっているので、現状では37円の含み益が出ている状態です。
といっても、始まったばかりなので、今はまったく含み損益は気になりません。
「THEO(テオ)」の管理画面はシンプルというか、クールな感じで、パソコンの管理画面ですが、スマホアプリのような見た目になっています。
右上の三本線をクリックすると、メニューが表示されます。ここでは「ポートフォリオ」を選びます。
ちなみに、現状では「THEO(テオ)」のスマホアプリはありません。現在、製作中のようです。
「WealthNavi(ウェルスナビ)」はすでにスマホアプリが提供されており、いつでもどこでもパフォーマンスをチェックできます。
「ポートフォリオ」ページが表示されました。
ここでは「収益率」「保有銘柄」「資産運用方針」の3つの項目がありますが、最初に「収益率」が表示され、「グロース」「インカム」「インフレ」といった資産アセットごとのパフォーマンスをチェックできます。
「保有銘柄」ページでは投資先の銘柄とパフォーマンスをチェックできます。
先日までは2銘柄でしたが、10万円を追加投資したことにより、14銘柄に分散投資されています。
銘柄に関してはあとで詳しくみていきたいと思いますが、先ほど、+37円だったのに、ここでは全銘柄の損益がマイナスなのが気になります・・・。
上の画像は「WealthNavi(ウェルスナビ)」の投資先銘柄ですが、THEO(テオ)の方が銘柄数が多く、細かく分散していることが分かります。
- THEO(テオ):14銘柄
- WealthNavi(ウェルスナビ):6銘柄
投資先銘柄が多ければいいというわけではないですが、このような運用方針の違いが、将来的にどの程度のパフォーマンスの差につながるのか、個人的にすごく興味深いです。
「資産運用方針」です。
私の場合は、グロース(株式)が半分以上、インカム(債券)が1/3、インフレ(実物資産)が10%ちょいの資産配分になっています。
THEO(テオ)の投資先銘柄
種類 | 銘柄名 | ティッカー | 投資先 | 経費率 |
---|---|---|---|---|
株式 | iシェアーズ MSCI ジャパン | EWJ | 日本株 | 0.48% |
バンガード 米国ミッドキャップ バリュー | VOE | 米国の中型の割安株 | 0.07% | |
バンガード 米国バリュー | VTV | 米国の大型の割安株 | 0.06% | |
iシェアーズ MSCI 韓国 キャップト | EWY | 韓国の大型株・中型株 | 0.64% | |
バンガード FTSE パシフィック | VPL | アジア太平洋地域の先進国の大型・中型株 (日本、オーストラリア、韓国、香港、シンガポール、ニュージーランド) |
0.10% | |
iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本) | EPP | 日本を除くアジア太平洋地域の先進国の大型・中型株 (オーストラリア、香港、シンガポール、ニュージーランド) |
0.49% | |
債券 | iシェアーズ 米国MBS | MBB | 米国政府機関が発行・保証した投資適格のモーゲージ・パススルー証券(住宅ローン担保証券) | 0.12% |
iシェアーズ 米国国債7-10年 | IEF | 残存期間7-10年の米国債 | 0.15% | |
バンガード 米国モーゲージ担保証券 | VMBS | 米国政府機関が発行・保証した投資適格のモーゲージ・パススルー証券(住宅ローン担保証券) | 0.07% | |
SPDRブラックストーン/GSOシニアローンETF | SRLN | 米ドル建てのバンクローン(シニア・ローン、担保付債務) | 0.70% | |
実物 | パワーシェアーズ DB コモディティ インデックス | DBC | コモディティの先物 (WTI原油、ブレント原油、灯油、ガソリン、金、大豆、トウモロコシ、小麦、砂糖、天然ガス、銅、亜鉛、アルミニウム、銀) |
0.89% |
iシェアーズ ゴールド トラスト | IAU | 金(現物) | – | |
パワーシェアーズ DB アグリカルチャー | DBA | 農作物の先物 (大豆、とうもろこし、小麦、生牛、砂糖、コーヒー、ココア、赤身豚肉、素畜牛、綿) |
0.89% | |
iシェアーズ シルバー トラスト | SLV | 銀(現物) | – |
私の場合、現状では11万円しか投資していないので、今後、さらに銘柄は増えるかもしれません。
「THEO(テオ)」の特徴として、たとえば米国の株式に投資するとしても、中型と大型で銘柄を分けている点にあると思います。
あとは、韓国、オーストラリア、香港、シンガポール、ニュージーランドにも重点を置いているので面白いです。
ヨーロッパの株式が入ってないですが、これから組み込まれるのでしょうか?
さらに、実物資産の多様性が面白いです。今まで自分で投資しようと考えたことがない銘柄ばかりです。このあたりは、ロボアドの醍醐味かと思います。
いずれにせよ、自分でこれだけのポートフォリオを組むのは大変でしょうし、将来のリバランスとなるともっと大変になるので、素直にロボアドにお願いした方がいいと思います。
また、ロボアド2銘柄に投資したことで、今後のパフォーマンス比較も楽しみです。
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