10年後に資産を築いていたいならダウ平均株価に連動するETFを買え

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最近、ブログを読み始めた岩崎日出俊さんの最新刊を読んでみました。2016年2月出版。

不透明な10年後を見据えて、それでも投資する人が手に入れるもの
不透明な10年後を見据えて、それでも投資する人が手に入れるもの

岩崎日出俊さんは早稲田政経 → 日本興業銀行 → スタンフォード大学でMBA取得 → JPモルガン → メリルリンチ → リーマン・ブラザーズと渡り歩き、現在は経営コンサルタント会社「インフィニティ」を設立。

典型的なエリート路線って感じです。

日本人が海外で働く場合、言葉の壁があると思うのですが、現地の人と英語で仕事するって本当にすごいと思います。

今回の本は2014年11月に出版されたこちらの本の続編的な位置付けのようです。

残酷な20年後の世界を見据えて働くということ
残酷な20年後の世界を見据えて働くということ

今回読んだ最新刊が非常に勉強になったので、こちらも読んでみたいと思っています。

本の感想ですが、結論から言うと、10年後に資産を築いていたいなら、日本株ではなく、アメリカのダウ平均株価に連動するETFを買った方がいいということです。

ダウ平均株価に連動するETFって「SPDR ダウ工業株平均 ETF(DIA)」の1本しかないみたいですね。

経費率は0.17%なので、バンガードのETF並に低コストです。

過去1年で1.95%、3年で9.12%、5年で10.08%、10年で7.36%の運用成績を出しています。確かに、10年間持ち続けていた人は資産が増えていますね。

米国ETFなのでネット証券で購入できます。

マネックス証券が取引手数料が一番安いです。

では、この本で学んだことをまとめたいと思います。

  • 10年前に買っていたら今の株価は・・・アマゾン14倍、アップル13倍、グーグル4倍、フェイスブック3倍(上場時した4年前から)。
  • 10年前に買っていたら今の株価は・・・トヨタ1.3倍、ユニクロ6倍、東芝54%安、東電73%安、日本航空100%安。
  • 2015年12月時点の世界の時価総額ランキング上位10位はすべてアメリカ企業。
  • 資本主義の発展段階は3つ。第1段階は企業は安く買ったモノを高く売って利潤を生む(商業資本主義)。第2段階は企業は大量生産と低賃金を元に利潤を生む(産業資本主義)。今の中国。第3段階は企業のイノベーションが利潤を生む(ポスト産業資本主義)。
  • グーグルはアンドロイド、アップルiOSでスマホ市場の主導権を握った。自動運転技術でも同じことが起こるのでは?
  • 世界では毎年2000万人以上の人が交通事故に遭い、34歳未満のアメリカ人の死因のトップ。
  • 自動運転時代が来て交通事故が激減すると、損害保険会社に大きな影響を与える。東京海上ホールディングスの収入の半分が自動車保険。
  • 現在注目すべき先端技術分野は人口知能と医療。
  • ロボットやコンピューターは芸術などのクリエイティブな作業は向いていないので、コンテンツ産業の価値が増す。ディズニーやネットフリックス。
  • 世界の人口は今後20年間で14億人増え、さらに都市化が進む。現在は世界人口の54%が都市に住んでいるが2050年には66%になり、人口1000万人超のメガシティは現在の28都市から15年後には41都市に増える。都市間競争はますます激化。
  • 10年後はグーグルかアップルかアマゾンかフェイスブックのうち1社が勝ち組になる。
  • 過去30年で米ダウ平均は3.5倍になっている。日経平均はたったのプラス7%。
  • 年率10%のインフレになったら100万円が5年後には65万円の価値しか持たなくなる。
  • ダウ平均株価に投資していれば、過去30年間で資産が12倍、過去20年間では3.5倍に。
  • アメリカのGDPは過去20年間で2.3倍に、日本は0.4%減。
  • 量的緩和→株高、GDP上昇→株高。GDPは人口が減っていく国では上がりにくい。
  • 国に投資したいなら、その国の株価指数に連動するETFを買えばいい。日本ならTOPIXや日経平均に連動するETF。
  • 量的緩和が予想されるタイミングでは、個別銘柄よりも日経平均に連動するETFを買った方がいい。
  • ダウ平均株価の30社は世界で事業展開しているので、アメリカだけでなく世界経済拡大のメリットも取り込める。世界はまだまだ人口が増え、成長も期待できる。
  • 米企業は新興国の成長も取り組んでいる。
  • 新興国に投資するとは、新興国企業がアメリカのグローバル企業との競争に勝つと考えているということ。
  • グローバル企業の株式やダウ平均株価に連動したETFに投資すれば、新興国の成長も取り込める。
  • ダウ平均株価で運用する場合、為替リスクがある。
  • 10倍、20倍、100倍を狙いたいなら個別企業に投資する。米国株なら1株から購入できる。
  • 歴史的に見て、PERの平均値は14倍くらい。
  • 株主優待は配当の変種に過ぎない。
  • 配当がいくら出ても、株価が下がれば意味がない。
  • 3000円相当の株主優待をもらっても、株価が下がる時は10万単位で下げていく。
  • 投資信託の信託報酬は日割りで計算され、毎日、ファンドの資産から差し引かれている。ファンドの基準価額がその分だけ安くなっている。信託報酬は毎日小まめに払っている。
  • パフォーマンスが悪くても、信託報酬1%で100億円の資金を集めれば1億円が運用会社に入ってくる。4人で経営なら1人2500万円。それが毎年入ってくるからやめられない。
  • 販売手数料が3%の投資信託を100万円を買うと、買った途端に97万円に減っていることになる。
  • 信託報酬が2%の投資信託を10年持つと20%、20年持つと40%が知らず知らずのうちに基準価額から引かれる。
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