日本株、連続増配年数15年以上と予想配当利回りが高い企業

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先日「米国株、連続増配年数と高配当利回りトップ10企業」という記事を書いてから、「日本株はどうなんだろう?」と思って、日経電子版で関連記事を調べてみました。

日本株 連続増配が見込まれる主な企業

以下のデータは「連続増配企業が狙い目 今期の最高益更新組多く |マネー研究所|NIKKEI STYLE(2016/2/6)」からのものです。

証券コード 社名 連続増配年数 配当利回り 自己資本比率
4452 花王 26年 1.22% 54.9%
7466 SPK 18年 2.98% 66.4%%
4732 ユー・エス・エス 18年 2.30% 82.2%
4668 明光ネットワークジャパン 18年 3.51% 78.0%
4967 小林製薬 17年 0.95% 74.8%
8593 三菱UFJリース 17年 1.83% 11.8%
8566 リコーリース 17年 1.52% 16.4%
9058 トランコム 15年 0.97% 55.9%
2391 プラネット 15年 2.71% 80.9%

15年以上も連続増配しているということは、リーマンショック後も増配したということになります。

記事によると、連続増配している企業は業績が好調で、財務体質が安定している会社が多いそうです。

また、ここ最近は日本でも企業の株主還元への意識が高まってきていて、配当を増やす企業が増えているそうです。

ここ10年の日本企業の配当総額は2倍近くに増加したとか。

日本株 予想配当利回りが高い企業

次は、「予想配当利回りが高い企業」です。

予想配当利回りは年間の予想配当額を株価で割って算出します。

◎予想配当利回り = 年間の予想配当額 ÷ 株価

以下のデータは「予想配当利回りが高い銘柄 大手銀や商社が上位に 日本株番付(2015/11/25)」からのものです。

2015年11月の記事なので、2015年の予想配当利回りです。

時価総額3000億円以上の企業を対象にしています。

2015年の予想配当利回りが高い20銘柄
証券コード 社名 予想配当利回り 予想PER
8304 あおぞら銀行 4.22% 11.8倍
8031 三井物産 4.13% 11.5倍
7751 キヤノン 4.02% 18.1倍
8053 住友商事 3.71% 7.3倍
5002 昭和シェル石油 3.41% 25.33倍
7201 日産自動車 3.25% 10.1倍
5020 JXホールディングス 3.21% 27.5倍
8001 伊藤忠商事 3.21% 7.4倍
6724 セイコーエプソン 3.20% 11.1倍
6305 日立建機 3.16% 31.0倍
1878 大東建託 3.10% 15.8倍
6417 SANKYO 3.09% 39.3倍
5012 東燃ゼネラル石油 3.06% 225.8倍
8316 三井住友フィナンシャルグループ 3.06% 8.8倍
6460 セガサミーホールディングス 2.99% 16.4倍
5110 住友ゴム工業 2.98% 7.5倍
9783 ベネッセホールディングス 2.98% 80.6倍
8002 丸紅 2.95% 6.8倍
9437 NTTドコモ 2.94% 18.8倍
8411 みずほフィナンシャルグループ 2.90% 10.2倍

PER(株価収益率)は「現在の株価がその会社の1株当たり利益の何倍になっているかを示す指標」です。

株価が割安か割高かを判断するもので、PERが低いほど会社が生み出す利益に対して株価が割安ということになります。

日経平均株価のPERは14倍ほどです。

配当利回りが高いからといって業績が良い会社というわけではない

私は投資を始めた頃、「配当利回りが高い会社=良い会社」みたいなイメージを持っていました。

しかし、それは間違いです。

というのも、配当利回りは株価によって変わってくるからです。

たとえば、1株当たりの年間配当が30円で株価が1000円の会社があったとします。

30 ÷ 1000 × 100 = 3

このケースでは配当利回りは3%です。

しかし、株価が900円に落ちてしまうと・・・

30 ÷ 900 × 100 = 3.33…

配当利回りは3.33%まで上昇します。

逆に、株価が1100円に上がると・・・

30 ÷ 1100 × 100 = 2.72…

配当利回りは2.72%まで下落します。

つまり、配当利回りは株価が下がれば上がり、株価が上がると下がるのです。

なので、配当利回りが高くなった原因が、業績低迷による株価下落が原因だったら、その会社は投資するに値しないという判断もできます。

また、会社によっては年間配当額をあえて高くして、配当金目当ての投資家に投資してもらおうとしている企業もあります。

銀行が金利を上げて、預金を呼びこむのと似たようなものですね。

営業地域の人口減で預金の流出に悩む地銀の中には、金利を上げて首都圏の預金を呼びこもうと必死なところもあります。

昨年8月のチャイナショック、そして今年に入ってからの株価低迷や原油安、中国景気の減速懸念等で、キャピタルゲインに期待するのではなく、インカムゲインに期待する人が増えているそうです。

その際に参考とするのが配当利回りですが、配当利回りだけでなく、業績も含めてトータルで判断したいものです。

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1件のコメント

  1. 確かに高配当イコール優良企業とは限らないですよね。PBRもPERも低ければ割安と即判断するのはリスキーですよね。でも銀行利息がゼロのなか高配当銘柄にはどうしても魅力を感じてしまいますよね。

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