アクティブファンドを買うくらいなら、自分で個別株を買った方がいい

私が投資を始めてから、一番影響を受けているのは今のところ山崎元(やまざき はじめ)さんです。

特に、「ほったらかし投資術」「全面改訂 ほったらかし投資術」「全面改訂 超簡単 お金の運用術」の3冊には非常に影響を受けています。

山崎元さんが書いた本の何が良いかって、ウソがないところです。ポジショントークがないのです。

そして、投資家にとって合理的判断ができることしか書いてないのが素晴らしいと思います。つまり、それは「コストに徹底的にこだわれ」ということです。

なぜなら、投資家が自分でコントロールできるのはコストしかないからです。株の上げ下げはコントロールできません。

私は最初、セゾン投信やコモンズ投信、ひふみ投信、鎌倉投信を運営している人たちの本を読んで影響を受けて直販投信に投資しました。

しかし、彼らの本は自社の商品を選んでもらうためのマーケティング要素もあるので、今はほとんど読む気になりません。

もちろん、彼らの本は勉強にはなるのですが、セゾン投信やコモンズ投信、ひふみ投信、鎌倉投信といった直販投信はアクティブファンドなので信託報酬という毎年かかるコストが高いので、長期投資には向いていないと判断しました。

信託報酬が年1%ということは、10年で10%、20年で20%、30年で30%のコストを取られるということですから・・・。

だから、先日、全ての直販投信の積立を解約しました。

さて、話を山崎元さんに戻しますが、日経新聞に山崎元さんのインタビュー記事がありました。

本当はアクティブ運用がやりたい(山崎元)

ざっくり内容をまとめます。

  • アクティブ型投資信託は信託報酬が1.5%ほど。一方、インデックス型のETFの信託報酬は0.1%前後まで下がってきた。年1%違うということは、長期金利の2年分以上なので、その差を超えてまでアクティブ投信を選ぶ理由はない。
  • 運用業界の不都合な真実・・・それはアクティブファンドは過去10〜30年、アメリカでも日本でも市場平均に負けている。もちろん、平均を上回るアクティブファンドもあるが、それを事前に選ぶことはできない。
  • アクティブファンドの10本のうち6本は市場平均に負けて、4本は勝っているが、その6本と4本はランダムに入れ替わる。
  • 明白な腕があるファンドマネージャーなら、他人のお金で運用しないで、自分で運用するはず。
  • 安く買うタイミングなんて分からない。頭がいい、学歴が高いファンドマネージャーを揃えているファンドの運用成績がいいはずというのは幻想。
  • アクティブファンドを買うのは経済的合理性がない。
  • アクティブファンドの手数料は高すぎる。
  • インデックスファンドの方が膨大な銘柄に投資しているので、ファンドの監理コストが高いはず。アクティブファンドがコストがかかるというのはウソと言いたい。
  • アクティブファンドを買うくらいなら、自分で個別株を買った方がいい。
  • 投資ではすでにみんなが美人だと思っている銘柄より、こかから美人になりそうな銘柄を探す方が割がいい。

相変わらず、ホンネをズバズバといった内容ですね。

私は山崎元さんの本に出会わなかったら、いまだにコストが高い直販投信(アクティブファンド)に投資していたと思います。

直販投信は銀行窓口で販売されているような投資信託よりはコストは安いのですが、インデックスファンドに比べるとコストは高いです。

そして、アクティブファンドの半分以上はインデックスファンドに負けています。

長期で積立をするなら、コストが安いインデックスファンドを選ぶべきというのが、今の私の合理的判断ですね。

そして、「アクティブファンドを買うくらいなら、自分で個別株を買った方がいい」というのは本当にその通りだと思います。

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