日経平均2万5000円超えの時代は来るのか?

2015 長谷川慶太郎の大局を読む」「株価上昇はまだまだ続く!: 30年に一度のチャンス」に続いて、長谷川慶太郎さんの最新作を読みました。これで3冊目です。

2015年7月に出版された本です。

日経平均2万5000円超え時代の日本経済
日経平均2万5000円超え時代の日本経済

中国発世界同時株安が起きた後だと、日経平均株価が年内に2万5000円超えをしたら奇跡なような気がするのは私だけではないと思います・・・

長谷川慶太郎さんは中国崩壊は経済界では株価に織り込まれているようなことを本で書いていましたが、実際、上海総合指数が下がると、日本株だけでなく米国株も下がりましたからね。。

なので、上海総合指数が2000ポイントを切って、中国が崩壊状態になったら、世界の株価はもっと下がってもおかしくないのではないか?と私は思ってしまいます。。

では、この本から学んだことをまとめたいと思います。

  • 経営者は雇用を増やすことに慎重になっており、ロボットは投入するけど人は雇わないという傾向が強くなったきた。
  • イギリスがEUに加盟していることで恩恵を受けているのが学校の教師。移民が来て、人口が増えて、学校が増えているから。イギリスはここ数年、年間40万人ペースで人口が増えており、移民は約30万人を占めている。
  • 中国の新常態(ニューノーマル)は経済成長の本質を量の拡大から質の拡大に切り替えるということ。政治面では冷戦時代の緊張緩和なので、近隣国とのトラブルは避けようとする。
  • 20世紀の経済の原則から言えることは、インフルは必ず大規模な戦争と固く結びついている。デフレは平和の産物。
  • 中国の公害は激しさを増していて、下手をすると間もなく中国全土の80%は人間が住めなくなる状態に転落するとも言われている。
  • 現金保有率がどの程度あるかを基準にして企業は選別される。
  • 中国と深くコミットする企業の株には手を出さない方がいい。
  • 日本国債の利回りがここまで下がったのは、日本国債に対する国際的な需要があるからで、世界の金持ちにとって日本国債が一番安心できる資産になっている。
  • 今、中国から日本にやってくるのは全部リピーター。2015年3月から4月にかけてリピーターがニューカマーを追い越した。
  • 株式投資のスタンスは常に長期保有。最低でも3年保有することが大切。景気のサイクルは概ね3〜5年で好不況が変わる。
  • 3年間の間に、経営者がどのような経営を行ってきたかを見定めることが重要。日本の上場企業の経営者の在任期間はだいたい4年。
  • マイクロソフトがナスダックに上場したのは1986年。この時に100万円を投資し、29年間その額面の株式を保有していれば400倍の約4億円になっている。
  • 株価が低い時点で、将来、高い配当利回りが得られる銘柄を選別すれば、効率のよい資産運用になる。
  • 株価水準が高い時点で投資すれば、配当利回りは相対的に低下し、有利な投資結果を得ることができない。
  • 配当利回りを重視した株式投資でも、買う時点での株価水準がもっとも重要。
  • 上げ幅の大きな銘柄の「利食い売り」が目立ち、市場に「利食い優先」が強まって、日経平均が大幅下落になった時は「押し目買い」のチャンス。
  • 「上海ショック」や「ライブドアショック」のような異変が発生した時に狼狽売りをするのは最悪の選択。日本経済には多少の混乱など簡単に吸収するゆとりがある。
  • 「会社情報」「会社四季報」で注目する点は「研究開発費」「金融収支」「平均年齢」。
  • デフレ時代に重要なことはキャッシュフローを黒字にしていくこと。
  • キャッシュフローが赤字ということは、企業の資産が「現金」から「物」に転化していることを示す。
  • キャッシュフローが黒字ということは、企業の資産の重点が「物」という固定資産から「現金」という流動性の高い資産に転化していることを示す。

コメント