中国崩壊は経済ではなく政治体制のせい。世界的な株の大暴落は起きない。

2015 長谷川慶太郎の大局を読む」に続き、長谷川慶太郎さんの本を読みました。

2015年6月に出版された本です。

株価上昇はまだまだ続く!: 30年に一度のチャンス
株価上昇はまだまだ続く!: 30年に一度のチャンス

長谷川慶太郎さんは今年88歳になります。

私の倍以上も生きている人です。

こういった歴史がある人の意見を聞いておくのは、今後の投資の判断材料になると思ったので、この本も読んでみました。

では、この本で学んだことをまとめたいと思います。

  • 株式投資で成功する秘訣は少数派に徹すること。儲けるためには株価が安いときに仕込んでおき、高くなって売るしかない。
  • 波乱があって大きく下がったときに買えるだけの度胸を持っている人が成功する。
  • 土地神話は完全に崩壊してしまい、土地に投資する時代は終わったので、資金が向かうところは株しかない。
  • 中国が経済危機から抜け出すにはロボットなどのハイテクを利用するほかない。ファナックは中国から大量のロボットの引き合いが来ている。
  • 日本企業が相次いで中国から撤退しているのは、中国経済が崩壊しつつあるから。
  • 中国が崩壊しても世界的な株の大暴落は起きない。なぜなら、世界の経済界はすでに中国が潰れるという前提で物事を考えているから。
  • 中国崩壊は経済ではなく政治体制のせいだから、明確な経済指数はないが、上海総合指数は参考になる。2000ポイントを割った後に回復しないという事態が起こったら中国が崩壊する可能性が高い。崩壊の段階になると、中国政府の市場介入も効かなくなる。
  • 通貨ユーロは東西ドイツ統合の代償なので、ドイツは1カ国たりともユーロから離脱する国を出したくない。
  • ロシアは輸出の約7割を原油と天然ガスに依存しており、国家予算の歳入でも約4割が原油関連の税収。ヨーロッパによるロシア制裁と原油価格下落のためルーブル安に拍車がかかった。
  • 原油価格と天然ガスの価格は連動しているので、ロシアはヨーロッパ諸国へ輸出している天然ガスの価格も下げざるを得ない。
  • 景気の動向に実際に響くのは名目成長率なので、現実の経済の実態を見る場合も名目の方がはるかに重要。

長谷川慶太郎さんはこの本の中で、「日経平均は夏前には2万2000〜3000円、年末には2万5000円の水準に達する」と言っていますが、この予想は外れそうですね。。

年末に2万5000円に行って欲しいという気持ちはすごくありますが、今の世界同時株安では2万円台には乗ったとしても、2万5000円までは行かないのではないでしょうか?

また、長谷川慶太郎さんがお勧めする銘柄は三菱重工業、川崎重工業、IHI、日立製作所、東芝、三菱電機などの重厚長大株と三菱UFJフィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループというメガバンクだそうです。

メガバンクはいいとして、重厚長大株はどこも株価低迷していますが・・・。東芝なんて、上場廃止になりそうな低迷ぶりですから・・・。

長谷川慶太郎さんの本を参考に株を買った人は、買った時期にもよると思いますが、けっこうな含み損が出ているのでは・・・?と思ってしまいました・・・。

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