アクティブファンドへの投資は会費が有料のファンクラブに入るようなもの

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山崎元さんの本って好きなんですよね〜。

この人ほどウソがないというか、正直かつ知的な視線で物事を考える人っていないと思います。

少なくても、私が読んだ本の著者の中では。

というわけで、アマゾンのランキング上位に常に入っているこの本を読んでみました。

全面改訂 超簡単 お金の運用術 (朝日新書)
全面改訂 超簡単 お金の運用術 (朝日新書)

2013年9月に発売された本なので、2年前に書かれた本です。

この本は株式投資だけでなく、日常のお金に対すること全般のリテラシーを高めることできる内容となっています。

途中、ちょっと難しい話も出てきますが、800円弱の値段でこれほど詳しく妥協なく書かれている本って珍しいのでは?

それくらい、内容が濃いので、お得感がある本ですね。

この本を読むと、私が実践しているアクティブファンド直販投信での毎月積立をちょっと考えちゃいます。。

確かに、アクティブファンドへの投資は、その会社への応援的な意味合いがあり、宗教的な要素もあるかもしれません。有名ファンドマネージャーを盲信するのって、弟子が教祖を盲信するのと似ているかも・・・。

信託報酬だけで判断すると、インデックスファンドの方が得ですから。

では、この本で学んだことをまとめたいと思います。

  • 良い融資先を見つけられない今の銀行は、お金持ちからは投資信託などの手数料収入を稼ぎ、貧乏人からは系列カード会社やカードローンで小さな借金による金利収入を稼ぐという方針になっている。
  • 株式を買うということは、企業の資本の一部を提供して、その付加価値生産の対価を受け取るということ。
  • 外国為替市場は世界最大のカジノ。
  • 同じ運用対象に投資する商品を比較する場合、売り手側の利益が小さなものを選ぶのが正解。つまり、手数料が低い商品を選ぶのが正解。
  • プロの運用者が自分の運用が明らかに他人よりも優れていると思えば、他人のお金でなく自分のお金を運用する。
  • 過去の運用成績は、将来の運用成績と基本的に関係ない。
  • 手数料の高いアクティブファンドは全てダメだと言わざるを得ない。
  • 運用会社のビジネスモデルは、ビジネスとしての宗教に似ている。
  • アクティブファンド投資には育成を楽しむような面白さと、運用者を応援することに一定の社会的意義を感じるかもしれないが、アクティブファンドに投資するということは会費が有料のファンクラブに入るようなもの。
  • バブルとは長期間維持できないような資産価格の大規模な高騰現象。
  • バブルが起こる理由を一言で言うなら「借金で投資するからバブルが起こる」。
  • バブルっぽくなった時に個人投資家が注意すべきことは、バブルの盛りに借金しないこと。
  • 借金をして高率よく儲けよう、早く大きな家を買おうといった「借金で効率を買おう」とする行為は慎重に。
  • 長期金利は10年満期の国債利回りのことで、市場で決まる重要な相場の1つ。
  • 景気が回復して物価が徐々に上昇してくると、長期金利も上昇に転ずる局面が来る。
  • 長期金利が上昇すると、設備投資や住宅ローンの金利が上昇し、国家財政負担も増し、銀行が抱えている国債価格が下落する。
  • 将来のお金と現在のお金の価値は同じではない。
  • 将来に対する不安を換気しておいて、それに対する解決策があるかのようにモノを売るというのは、特に利幅の大きい怪しいものを売る時には、よく使われるセールステクニック。
  • 国債の消化を外国に大きく依存するようになった時、赤字財政が拡大して国家破綻に近い状況になる。
  • 毎月分配型の投資信託は早い時点で分配金に課税されるので、課税が早いぶん必ず損になる。
  • 住宅を手に入れるのは、1つの「資産」を買う行為。
  • 「資産」とは自分にお金にもたらすもの。金利が何%、配当がいくらといったお金が入ってくるもの。
  • 購入した住宅に住んでいるという状態は、家賃を配当してくれる株を持っているということと同じ。
  • 適正価格よりも高い住宅を買うということは、割高な株を買うのと同じ損な投資。
  • 住宅は株式と比べると分散投資もきかないし、取引の手数料も高い。
  • 35年は累積債務国の債務をリスケジュールする時の期間なので、35年ローンは債務の額が返済能力に見合っていない場合の借金という印象。
  • 住宅をローンで購入すると、金利を含めて物件価格の1.5〜2倍を払うことになる。その他に、修繕積立金や公益費も払うことに。
  • 一軒家の場合は土地の価値が残るが、マンションの場合、20〜30年と経てば不動産にはさしたる価値が残らない場合が多い。維持コスト考えると、20〜30年後には残存価値は限りなくゼロに近くなると考えるべき。
  • 基本的に、売り手が熱心に売っているものは買ってもメリットがないことが多い。
  • 民間の保険会社が提供する生命保険商品のほとんどは加入しない方がいい代物。生命保険は不要。
  • 健康保険に入っていれば、「高額療養費制度」で毎月一定額を超えた額の医療費は後から還付される。
  • 退職金が振り込まれた銀行でお金を運用してはいけない。
  • 長期金利はリスクを取らずにお金を運用して得ることができる利回りの基準となる。長期金利よりも高い利回りの金融商品には、何らかのリスクがある。
  • 株価はあくまで「将来の予想」に対して形成されるので、決算発表は「予想と予想を比べる」ということに集約される。「新しい予想」と「これまでの予想」を比べるのが基本。
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