昨晩、とうとう米国ETFのバンガード(Vanguard)の「VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)」と「VWO(バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF)」を米国ETFの取引手数料が一番安いマネックス証券で購入しました。
「VT」は62.5ドルで96口。(62.5 × 96 = 6000ドル)
「VWO」は41.2ドルで147口。(41.2 × 147 = 6056.4ドル)
「1ドル123.7ドル」で両替したので、「VT」は742,200円、「VWO」は749,176円で購入したことになります。
私は150万円を両替したので、半分ずつで75万円を目安に購入しました。
数分後に「残高照会」で「参考評価損益」を見ると、「VT」はプラス10.56ドル、「VWO」はマイナス1.46ドルになっています。
「VWO」のマイナスがちょっと気になりましたが、この後、お風呂に入ってすぐに寝ました。
先ほど、19:30に再度ログインして、「残高照会」を確認してみると、「VT」も「VWO」もどちらもプラスでした!
ただ、長期保有するつもりなので、一喜一憂しても意味ないですし、今後損する可能性だって存在しますからね・・・。
でも、それ以上に海外ETFデビューできたことがうれしいですね!
私の投資生活の大きな一歩です。
4月25日に「2015年 米国投資の好機をとらえる米国株式・ETFセミナー」に参加し、「バンガードのETFを購入したい」と思っていたのですが、なかなか即座の購買までは至りませんでしたが、やっと買うことができました。
直販投信のスポット購入の時とはまた違う感動がありましたね。
額が大きいので、購入する時はけっこうビビっていました・・・(^_^;)
取引手数料
「日本株」と同様に、ETFを含めた「米国株」を買う場合、「取引手数料」がかかります。
投資信託の「購入時手数料(販売手数料)」のようなものです。
日本のネット証券では、米国株の取引手数料が一番安いのが「マネックス証券」です。
マネックス証券の「米国株」の1取引あたりの「取引手数料」は以下の通りです(税抜)。
- 約定代金の 0.45%
- 最低手数料 5米ドル
- 手数料上限 20米ドル(税込21.60ドル)
SBI証券と楽天証券は、現状では手数料上限が25米ドルとマネックスよりも5ドル高いです。
さらに、SBI証券の場合、まだ特定口座に対応していません。(2015年内に対応予定)
「取引手数料」と「特定口座対応」で考えると、「外国株」を買うならマネックスが一番良いということになりそうです。(マネックスと楽天証券は特定口座対応。特定口座だと自分で確定申告をしなくてよい。)
さらに現在、マネックスでは「米国株取引 デビュー応援!手数料全額キャッシュバック(上限3万円)」をやっています。
外国株取引口座に、初回入金日から20日間の米国株取引手数料(税抜)を、最大3万円(キャッシュバック時のレートで円換算)キャッシュバックいたします。
私は今回、「VT」と「VWO」の2銘柄を購入したので、取引手数料が43.2ドル(21.6ドル x 2)かかりました。1ドル123円で計算すると5,313円です。
しかし、3万円以下なので、この取引手数料は全額キャッシュバックされることになります。
キャッシュバックは翌々月の月末にされるそうです。私の場合は8月末にキャッシュバックされることになります。
※追伸
8月24日にキャッシュバックされました。入出金履歴で見ることができます。
日本円口座の方に4,834円がキャッシュバックされています。
取引手数料43.2ドル(21.6ドル x 2)で4,834円キャッシュバックということは、1ドル111.89円くらいで両替されています。このキャッシュバックにも税金が引かれているのかな??
もしくは、取引手数料21.6ドルは税込価格です。税抜きだと20ドルです。なので、税抜き価格で計算すると、「4,834円 ÷ 40ドル = 120.85円」となるので、8月24日の為替(1ドル116.46〜122.01円)に近づきます。
為替手数料
海外ETFを含めた外国株を購入する場合、「取引手数料」だけでなく「為替手数料」もかかります。
「為替手数料」は「1ドルあたり25銭(0.25円)」です。
私の場合、「VT」は6000ドルで購入しているので、「為替手数料」は1500円(6000 × 0.25 = 1500)ということになります。
「VWO」は6056.4ドルで購入しているので、「為替手数料」は1514円(6056.4 × 0.25 = 1514.1)ということになります。
ただし、為替手数料は米国ETFを購入する時に引かれるのではなく、日本円から米ドルへと為替振替(両替)する時に、レートに為替手数料が含まれます。
私は「VT」と「VWO」を購入するために、150万円を米ドルへと為替振替(両替)し、12,121.21ドルを得ました。
この時に、為替レートに為替手数料が含まれて計算されるということです。
ちなみに、どのくらい為替手数料が取られているのか計算してみると・・・
12,121.21 × 0.25 = 3030.3025
となり、3030円ほど取られていることになります。
150万円のうちの3,030円なので、為替手数料の経費率は0.202%ということになります。(3030 ÷ 1500000 × 100 = 0.202)
マネックスでのETF購入と手数料まとめ
ここまでの数値を表にまとめたいと思います。
銘柄 | 両替レート | 為替手数料 | 注文価格 | 約定数量 | 投資額 ドル・円 |
取引手数料 |
---|---|---|---|---|---|---|
VT | 1ドル123.7円 | 約3030円 1ドルあたり25銭(0.25円) 日本円150万円を米ドルに両替 |
62.5ドル | 96口 | 6000ドル 742,200円 |
21.6ドル ※キャッシュバック |
VWO | 41.2ドル | 147口 | 6056.4ドル 749,176円 |
21.6ドル ※キャッシュバック |
海外ETFは購入時に「取引手数料21.6ドル」と「為替手数料(1ドルにつき0.25円)」かかります。
投資信託などでは、ノーロード(購入時手数料0円)が一般的になってきていますが、海外ETFは購入時手数料がそれなりにかかります。
ただし、「取引手数料」は上限が決められているので、投資額が大きくなるほどコスト比率も軽くなります。
逆に、投資額が小さいと、手数料負けしてしまいます。
ある本には、「購入時手数料を考えると海外ETFを買うなら1銘柄100万円程度からの購入が向いている」と書いてありましたね。
私は2銘柄ともに約75万円で購入しましたが、いま考えると、100万円ずつ買えばよかったと思っています・・・。
米国ETFを購入するまでのおおまかな流れ・手順
最後に、米国ETFを買うための流れや手順についてまとめたいと思います。
これから購入する人は参考にしてみて下さい。
- 証券会社で口座開設(私の場合はマネックス証券)
- 証券会社に入金(私の場合は150万円を即時入金)
- 外国株口座を開設(開設完了するまで1日くらいかかる)
- 外国株口座に入金したお金を移動(資金振替)
- 外国株口座に移動した円を米ドルに両替(為替振替)
- 米国ETFを購入(この記事)
2015年上半期を振り返って・・・
「2015年は投資で資産運用をしよう!」と思ったのが1月。
2月に、三井住友銀行に行って、帰りに投資信託の本を数冊購入。
3月に直販投信の積立の申込を行い、4月に直販投信のスポット購入で投資信託デビュー。
さらに、4月はマネックス証券に口座開設の申込をしました。
5月に直販投信の積立が開始し、マネックス証券の口座開設が完了。
6月になると、NISA口座にしたセゾン投信の2銘柄の積立も開始。
そして、6月12日にマネックス証券の外国株口座の開設申請をして、ソニー銀行からマネックスに入金。
6月15日に外国株口座の開設が完了し、外国株取引口座に資金振替し、円を米ドルへ為替振替。
そして、この日の夜(昨日)に米国ETFの「バンガード VT」と「バンガード VWO」を購入し、念願の米国ETFデビューをしました。
この約半年間、あっという間でしたが、まとめると以下のような感じですね。
1)本で「直販投信」や「インデックスファンド」や「積立投資」などの存在を知る
↓
2)直販投信で積立投資を開始
↓
3)本や投資ブログやセミナーで海外ETFの存在を知る
↓
4)証券会社(マネックス)に口座開設する
↓
5)米国ETFを買う
1月の段階では、どこに投資すべきか全く分かりませんでしたが、毎日コツコツと勉強して、なんとかここまで辿り着くことができました。
これからも無駄遣いはせずに、なるべく投資にお金を使って、お金に働いてもらおうと思います。
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