高いコストの金融商品になればなるほど、その成功確率は低くなる。

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先日購入した「結い2101」を運用する鎌倉投信の社長・鎌田恭幸(かまたやすゆき)さんが書いた本を読みました。

外資金融では出会えなかった日本でいちばん投資したい会社
外資金融では出会えなかった日本でいちばん投資したい会社

2011年7月に出版された古い本ですが、自分が投資している直販投信の社長の本はぜひ読んでおきたいと思ったので、読んでみることにしました。

先日読んだコモンズ投信会長・渋澤健さんの「渋澤流 30年長期投資のすすめ 今の「マネー」が次世代の「資産」に化ける」と似たような位置付けの本ですね。

自社の投信投信の運用についての思いを伝えながら、投資先の企業を紹介しながら、宣伝本のような位置付けを取っています。なので、ちょっと地味な印象というか、退屈する部分もありました。

この本を読んで思ったことは、「鎌倉投信やコモンズ投信が投資している企業の株を個別株として買ったらどうなんだろう?」ということです。

目利きが選んだ銘柄の中から個別株を選ぶという感じです。

まぁ、今の私にはそれでも敷居が高いですが。。

では、この本で学ぶことをまとめてみたいと思います。

  • 運用とは、いい会社を厳選し、丁寧になるべく安く買い、組み入れる株式を効果的に組み合わせ、注意深く観察すること。
  • 「結い2101」は投資先を厳選して、より高い収益率を目指すアクティブ型投資信託。
  • 公的年金以外に必要となる退職後の生活資金の総額は平均3000万円。しかし、実際に各家庭で準備している金額は平均約500万円。
  • 銀行預金はこの10年で8兆円増えているが、大部分は国債(政府の借金)の購入に当てられ、企業への融資はほとんど伸びていない。
  • 日本の投資信託は使い捨てが多い。過去10年間の新規設定額は282兆円だが、解約・償還額は248兆円。
  • 1つの投信の平均保有期間は3年に満たない。
  • 高いコストの金融商品になればなるほど、その成功確率は低くなる。これは投資で成功するために理解しておくべき大原則。
  • 未上場会社に投資するのはファンドと呼ばれるベンチャーキャピタル。リスクをとって投資する見返りに、上場利益を狙って非常に厳しい条件を投資先に求める。
  • 日本の製造業の生産規模は自動車が46兆円、家電・IT機器が64兆円。そして、その下には部品、材料などの幅広い関連産業が連なる。

「高いコストの金融商品になればなるほど、その成功確率は低くなる。」とありますが、「結い2101」の手数料は以下の通りです。

  • 購入時手数料:0円
  • 信託報酬:年率 1.0800%
  • 信託財産留保額:0円

投資信託の中では、低コストな投資信託と言えるでしょう。

というか、直販投信は自分のところで運用と販売を行うので、全体的に低コストなものが多いですね。

直販投信の手数料比較は以下の記事でやっています。

直販投信8社の手数料、ポートフォリオ、純資産を徹底比較

ちなみに、鎌倉投信の「結い2101」は投資情報を発信しているブロガーが独自の視点で投信を評価する「ファンド・オブ・ザ・イヤー2010」で10位、アクティブファンドでは唯一トップ10に入ったそうです。

ファンド・オブ・ザ・イヤー2014」では、4位に選ばれていますね。

それと、この本の中ではオススメ本を3冊紹介しています。熟読すれば、生半可な運用者よりもはるかに深い洞察を得ることができるそうです。

インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流
インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流

ウォール街のランダム・ウォーカー <原著第10版>―株式投資の不滅の真理
ウォール街のランダム・ウォーカー <原著第10版>―株式投資の不滅の真理

敗者のゲーム〈原著第6版〉
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この3冊は今後読んでみたいと思います。

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