ひふみ投信やセゾン投信のような独立系投資信託の運用成績が好調

今日の日本経済新聞に独立系投資信託の運用成績が好調という記事が出ており、私が毎月積み立てしている「ひふみ投信」や「セゾン バンガード・グローバルバランスファンド」が紹介されていました。

独立系とは証券会社や銀行を通して投資信託を販売するのではなく、自社で投信の企画や運用、そして販売までを直接行う投信会社のことです。

多くの場合、証券会社や銀行を通して投資信託を買うと、最初に販売手数料として3%前後の手数料を取られますが、独立系なら販売手数料は0円(ノーロード)が当たり前です。

最初に3%の手数料を引かれるということは、たとえば100万円を投資したら、いきなり97万円に減るということです。。

証券会社や銀行はこの販売手数料欲しさに、投資信託の乗り換えを勧めてきます。そうすれば、1人の顧客から何度も3%の販売手数料が取れるからです。

でも、投資信託を乗り換えていたら複利効果が得られないので、資産も増えていきません。

日本経済新聞の記事でも、そのようなことにも触れられています。

投信、独立系が存在感 運用成績好調  投資呼び込み、資産2割増:日本経済新聞

独立系は中核の投信1、2本に絞り運用することが多い。さわかみは1996年の創業以来、「さわかみファンド」1本だけを運用している。販社とのしがらみという問題とは無縁だ。

 系列の運用会社に対し次々と新しい投信をつくらせ、手数料稼ぎのため顧客に短期での乗り換えを勧める――。多くの証券会社や銀行系のこれまでの手法だ。資本を握る販売会社の利害が優先されてきた経緯がある。

 他方、こうした姿勢は顧客本位でないとし、金融庁は批判を強めている。投信を多く組成しすぎたり、「乗り換え売買」で急激な資金の流出入に見舞われたりすれば、運用が難しくなる。独立系運用会社はこうした問題にさらされにくく、足元での運用資産の増加につながっている。

上の引用文の「資本を握る販売会社」とは、店舗型の証券会社や銀行のことです。

「顧客の資産を増やしたい」という目線ではなく、「自社の利益を増やしたい」という目線で商品が企画されてきたのが、日本の投資信託業界の流れでした。

それに異を唱えたのが、独立系の投資信託です。

長期に渡って投資してくれた顧客が本当に儲かる商品を企画し、販売会社を通さず直接販売することでコストを減らし、その結果、販売手数料を0円にする。

記事内では、5つの独立系投資信託の今年のパフォーマンスが紹介されていました。(2017年9月末時点)

ファンド名 運用会社 純資産 年初からのリターン 信託報酬(年間コスト)
ひふみ投信 レオス・キャピタルワークス 2944.7億円 27.1% 1.06%
スパークス・新・国際優良日本株ファンド スパークス・アセット・マネジメント 717.0億円 16.8% 1.77%
さわかみファンド さわかみ投信 3134.9億円 12.8% 1.08%
結い2101 鎌倉投信 303.7億円 10.8% 1.08%
セゾン バンガード・グローバルバランスファンド セゾン投信 1479.5億円 7.0% 0.68%

上4つがアクティブファンド(ファンドマネージャーが銘柄選定)で「セゾン バンガード・グローバルバランスファンド」だけがインデックスファンド(指数連動)です。

今のような世界的な株高局面では、「セゾン バンガード・グローバルバランスファンド」のような債券が50%入っている銘柄は半分しか株価上昇の恩恵を受けられませんが、株価下落局面が来た時には、50%の債券がクッションのような役割をし、株式100%の投資信託に比べて大きく暴落しなくなるというメリットがあります。

マーケットはリスクオン(強気)局面では株式を買い、リスクオフ(弱気)局面では債券を買うので、株式と債券が50%ずつ組み込まれている「セゾン バンガード・グローバルバランスファンド」のような銘柄は、リスク(変動幅)が低くなります。

リスクオン(強気)時にはひふみ投信のように大きなプラスにならないかもしれませんが、リスクオフ(弱気)時の株式暴落局面では下落幅を低くできます。

私は「ひふみ投信」と「セゾン バンガード・グローバルバランスファンド」に毎月3万円ずつ積立しています。

現在、「ひふみ投信」が+26万2289円(+36.43%)、「セゾン バンガード・グローバルバランスファンド」が+7万7637円(+9.33%)です。

ひふみ投信」は先日、運用パフォーマンスが30%を超えたばかりなのに、さらに40%を超えそうな勢いがあります。

積立なので、最初に設定してしまえば、あとはずーとほったらかしです。

自分では何もしていないので、まさに「お金がお金を稼いでくれている状態」です。

お金に働いてもらっています。

ひふみ投信」の5年間の株価と出来高です。

どちらもきれいな右肩上がりです。

セゾン バンガード・グローバルバランスファンド」5年間の株価と出来高です。

2016年に一旦下落していますが、その後は上昇し、過去5年では最高値にいます。

このように好調な独立系の投資信託ですが、一方でこんなニュースもありました。

イオン銀行が「全員営業」、投信販売員1000人へ:日本経済新聞

イオン銀行は投資信託の販売担当者を増強し、原則として支店の全行員を販売員とする。支店で預金口座の開設やクレジットカードの申し込みの受け付けなどを担当する行員に投信などの運用商品の提案に必要な証券外務員資格を取得させたうえで、販売研修を実施。投信の販売戦力として育成する。これにより同行の販売員は450人から1000人に増える。

同行が販売員を増やす背景には、投信の見込み客に接触する機会を逃しがちなことへの危機感がある。同行はグループ会社が運営するショッピングセンター「イオンモール」などに支店を開設。買い物のついでに来店する顧客にアプローチして口座や利用者を伸ばしてきた。

イオンモール内にイオン銀行の支店を開設して、投資信託の販売を強化するということですが、投資未経験者をターゲットにしていると思われます。

「販売手数料3%のコストの高い銘柄ばかりを勧められるのでは・・・」と推測してしまいました。。

個人的には、投資信託に投資するならインデックスファンドか独立系アクティブファンドがいいと思っています。

銀行や証券会社の店舗で買うのではなく、インターネット経由で買った方がコストも低い場合が多いです。

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