SBI証券、マネックス証券、楽天証券の米国ETFトータルコスト(手数料)を比較

昨日、2016年からのNISA口座はSBI証券で開設するという記事を書きました。

NISA口座をSBI証券で開設。高配当米国ETFの運用を考えています。

SBI証券でNISA口座を開設した理由は、以下の2つです。

  1. NISA口座では高配当の米国ETFを運用したい。
  2. 住信SBIネット銀行で外貨購入して、それをSBI証券に入金することで、為替手数料と取引手数料のトータルコストでSBI証券が一番安くなる。

というわけで、住信SBIネット銀行を開設して、SBI証券でNISA口座を開設しました。

今回は改めて、「SBI証券」「マネックス証券」「楽天証券」の3社の米国ETFを買う際にかかるトータルコストを比較してみたいと思います。

為替手数料

米国ETFを買う時の手数料は「為替手数料」と「取引手数料」の2つです。

米国ETFは最初に円を米ドルに両替して、その米ドルで米国ETFを購入します。

円を米ドルに両替する際に「為替手数料」がかかり、両替した米ドルで米国ETFを購入する際に「取引手数料」がかかります。

「為替手数料」は各社以下のようになっています。

  • SBI証券:1ドルにつき25銭(0.25円)
  • 住信SBIネット銀行:1ドルにつき15銭(0.15円)
  • 住信SBIネット銀行(外貨特BUY日):0円(無料)
  • マネックス証券:1ドルにつき25銭(0.25円)
  • 楽天証券:1ドルにつき25銭(0.25円)

証券会社3社で外貨購入すると、「1ドルにつき25銭(0.25円)」の為替手数料を取られますが、住信SBIネット銀行なら「1ドルにつき15銭(0.15円)」で済みます。

さらに、住信SBIネット銀行の外貨特BUY日(毎月25日から3日間)なら、為替手数料は0円(無料)になります。

住信SBIネット銀行:【全通貨対象】毎月25日は外貨特BUY日!

住信SBIネット銀行からSBI証券への外貨の移動に対する手数料も0円なので、為替手数料に関してはSBI証券が一番安いということになります。

取引手数料

次に、「取引手数料」ですが、各社以下のようになっています。(税抜)

  • SBI証券:25ドル(1,000株超の場合は1株ごとに2.0米セント追加)
  • マネックス証券:約定金額の0.45%(最低5ドル〜最大20ドル)
  • 楽天証券:25ドル(1,000株超の場合は1株ごとに2.0米セント追加)

取引手数料に関してはマネックス証券が最大で20ドルなので一番安いということになります。

SBI証券と楽天証券は1000株を超えると追加手数料がかかりますが、1000株以上を一度にまとめて買うとなると、かなりの金額が必要になるので、これは気にしないでOKだと思います。

仮に、1000株以上を買うとしても、2回に分けて購入すれば、1回の取引で1000株を超えることはなくなります。

投資額ごとの為替手数料と取引手数料のトータルコストを比較

では、投資額ごとの為替手数料と取引手数料のトータルコストを比較してみたいと思います。

米国ETFは少額で買うと、手数料負けしてしまうので、50万円の購入から比較します。

コスト比率を低くするには、100万円以上の購入からがいいと思います。

※為替は1米ドル=110円で計算(2016年5月26日の為替レートは1ドル110.168円)

トータルコスト比較(取引手数料は税抜)
投資額 マネックス証券 SBI証券 楽天証券
為替 取引 合計 為替 取引 合計 為替 取引 合計
50万円

4545ドル

1,136円 2,200円 3,336円

コスト比率:0.66%

1,136円 2,750円 3,886円

コスト比率:0.77%

1,136円 2,750円 3,886円

コスト比率:0.77%

100万円

9090ドル

2,272円 2,200円 4,472円

コスト比率:0.44%

2,272円 2,750円 5,022円

コスト比率:0.50%

2,272円 2,750円 5,022円

コスト比率:0.50%

200万円

18181ドル

4,545円 2,200円 6,745円

コスト比率:0.33%

4,545円 2,750円 7,295円

コスト比率:0.36%

4,545円 2,750円 7,295円

コスト比率:0.36%

300万円

27272ドル

6,818円 2,200円 9,018円

コスト比率:0.30%

6,818円 2,750円 9,568円

コスト比率:0.31%

6,818円 2,750円 9,568円

コスト比率:0.31%

上の表のように、どの投資額で買ったとしても、マネックス証券のコストが一番安いです。

為替手数料は「1ドルにつき25銭」なので、投資額が増えるに連れて為替手数料も増えていくことになります。

一方、取引手数料は25ドル(マネックス証券の場合は上限20ドル)と固定なので、投資額が増えても取引手数料は増えません。

投資額が増える連れて、為替手数料と取引手数料のトータルコストの比率は下がりますが、為替手数料が占める割合が増えていきます。

そこで、住信SBIネット銀行の登場です。

住信SBIネット銀行なら、為替手数料を「1ドルにつき15銭(0.15円)」に下げることができます。さらに、外貨特BUY日なら為替手数料は0円になります。

トータルコスト比較(取引手数料は税抜)
投資額 住信SBIネット銀行

SBI証券
住信SBIネット銀行
外貨特BUY日

SBI証券
マネックス証券
為替 取引 合計 為替 取引 合計 為替 取引 合計
50万円

4545ドル

681円 2,750円 3,431円

コスト比率:0.68%

0円 2,750円 2,750円

コスト比率:0.55%

1,136円 2,200円 3,336円

コスト比率:0.66%

75万円

6818ドル

1,022円 2,750円 3,772円

コスト比率:0.50%

0円 2,750円 2,750円

コスト比率:0.36%

1,704円 2,200円 3,904円

コスト比率:0.52%

100万円

9090ドル

1,363円 2,750円 4,113円

コスト比率:0.41%

0円 2,750円 2,750円

コスト比率:0.27%

2,272円 2,200円 4,472円

コスト比率:0.44%

120万円

10909ドル

1,636円 2,750円 4,113円

コスト比率:0.36%

0円 2,750円 2,750円

コスト比率:0.22%

2,727円 2,200円 4,472円

コスト比率:0.41%

200万円

18181ドル

2,727円 2,750円 5,477円

コスト比率:0.27%

0円 2,750円 2,750円

コスト比率:0.13%

4,545円 2,200円 6,745円

コスト比率:0.33%

300万円

27272ドル

4,090円 2,750円 6,840円

コスト比率:0.22%

0円 2,750円 2,750円

コスト比率:0.09%

6,818円 2,200円 9,018円

コスト比率:0.30%

このように、住信SBIネット銀行で米ドルを購入して、SBI証券で米国ETFを購入することにより、投資額が75万円を過ぎたあたりからマネックス証券よりもトータルコストを下げることができます。

だから、私はSBI証券でNISA口座を開設しました。

NISAの非課税枠は2016年から120万円に変更されたので、SBI証券とマネックス証券のトータルコストの差額は359円になります。(4,472 – 4,113 = 359)

さらに、外貨特BUY日に米ドルを購入することで、差額を1,722円にすることができます。(4,472 – 2,750 = 1,722)

といっても、2000円以下の差額なので、それほど気にしなくてもいいかもしれません。

それよりも、NISAは損益通算ができないので、損失が出にくい銘柄を選ぶことが重要だと思います。

米国ETFを買う際の手数料やコスト比率については過去にも記事を書いています。

マネックス米国ETFの取引手数料とコスト比率から見た投資額の決め方(2015年6月19日)

米国ETF取引手数料比較、マネックス・SBI・楽天証券ではどこで買うのが一番安い?(2015年10月19日)

2件のコメント

  1. わいず

    はじめまして
    あなたの手数料考察のブログを見 米国株取引
    を始めた素人投資家です。

    少額で買うと手数料負けすると言いまが 、潤沢な資金が無いのであれば(継続して50 万円分積み立て購入)10万、20万くらいで何度か購入したほうが素人投資家にはいいと私は思います。

    円安米国株高の時に一括購入して数十万含み損がでているわけで分散購入の手数料をはるかに上回っているのですから。

    • nanamidaido

      わいずさん

      仰るとおり、私ももっと少額から始めればよかったと思っています。

      コストのことを意識し過ぎてしまった点も否めません。

      コストを節約できても、元本と為替で負けていたら意味がないですからね。。

      いずれにせよ、今の私は負けるべくして負けていると思っています。

      今後は同じ失敗をしないように気を付けたいと思っています。

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