金儲けが上手な華僑に学ぶ!自宅を持つ前にマンションを買って人に貸せ。

先日、仕事の関係で東南アジアを数か国まわってきました。

その時に気になったのが華僑の存在です。

東南アジアの金持ちって華僑が多いみたいですね。

というか、華僑がいたから発展したような側面もあるようです。

というわけで、帰国してからさっそく華僑に関する本を買って読んでみました。

Amazonにいくつかあったのですが、この本を選んでみました。

定本 華僑商法100カ条
定本 華僑商法100カ条

1993年12月出版のかなり古い本なので、今の状況とは違うと思いますが、90年代の華僑を知りたいと思ったんですよね。

というのも、今、東南アジアで成功してリッチになっている華僑は90年代にコツコツ頑張った人たちだと思ったので。

Wikipediaによると、華僑とは「中国大陸・台湾・香港・マカオ以外の国家・地域に移住しながらも、中国の国籍を持つ漢民族」ということです。

華僑って中国の国籍を持っているんですね。

一方、華人は移住先の国籍を取得した者のことを言うそうです。

華僑と華人の違いは国籍だったんですね。

この本で一番印象深いのは「自宅を持つ前にマンションを買え」というページですね。

夫婦共働きで家を建てようとした場合、自分たちは最下級のアパートに済んで目標額をまず決めます。

貯金を貯めて、高級マンションの一室を買ってもそこには住まず、その部屋を他人に貸して賃貸収入を得る。

その後、次のワンランク上のマンションを買う。

でも、そのワンランク上のマンションは好条件で他人に貸し出し、さらなる賃貸収入を得る。

そして、自分たちは最初に買ったマンションの契約切れを待ってボロアパートから引っ越す。

こんな具合で、どんどん資産を大きくしていくのが華僑です。

日本人の場合、最初に自宅を住宅ローンを組んで買って、一生かけてその住宅ローンを払い続けますよね。

ここに金儲けがうまい華僑と日本人の違いがあります。

華僑のこの話を読んだ時に、昔、テレビで島田紳助さんが似たようなことを言っていたのを思い出しましたね。

島田紳助さんはこんな本も出しています。

株・不動産 知識ゼロからの金儲け―国家破産時代の暮らしの経済学
株・不動産 知識ゼロからの金儲け―国家破産時代の暮らしの経済学

では、この本で学んだことをまとめてみたいと思います。

  • 現在(1993年出版)、世界中にちらばる華僑は2600万人。8割はタイ、マレーシア、インドネシア、シンガポール、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、フィリピンなどの東南アジアに住んでいる。
  • 日本には約8万人の華僑がいて、東京とトップに標語、大阪、神奈川、福岡、京都、愛知、長崎、千葉、埼玉の順となる。
  • 華僑の「華」は中華の「華」。「僑」は「旅住まい、仮住まい」という意味。
  • 華僑は無理に専業を決めない。何でも屋から出発する。
  • 華僑の成功の秘訣は休まない、なまけない、朝早くから夜遅くまで働くという商道に徹するところ。
  • 華僑は買う時は叩けるだけ叩き、売る時はできるだけまけない。薄利多売で高回転をはかる。
  • 日本人は少し営業内容が良くなると、店員を雇ったり、親父はゴルフに出かけたり、かみさんはカルチャーセンターやカラオケに行って自分で働かなくなる。
  • 華僑は事業が大きくなってちょっと楽になったからといってすぐに浪費に走る者は、周囲からも相手にされなくなる。
  • 華僑は成功しても勤勉で、倹約して無駄遣いをしない。浪費すると信用がなくなる。
  • 華僑が純金のアクセサリーを身につけるのは、何かあっていざ逃げ出しても、逃亡先でそれを売ればなんとか商売の資本になるから。動乱、天災、人災の歴史が教えた生活の知恵。
  • 華僑はお金を儲け、人生を楽しもうとする心がけを隠そうとしない。
  • 子供には小さなうちから金のありがたさと運用を教える。兄弟間で金の貸し借りをしても、利子をとるのが当然。子供の時から経済の根本原理を身をもって学ぶ。
  • 利口な華僑は貯金高などの財産を決して他人に吹聴しない。黙々と資金を太らせて準備し、次の事業をおこす。その実行によって万人に証明してみせる。
  • 中国人はケチな集団と思われても、それは将来のためにお金を貯めるのが第一条件だから気にしない。生活はできるだけ簡素にし、無駄なことに労力やお金を注ぎ込まない。
  • 華僑は、自分たちが背負っているハンディキャップを埋めるには身を粉にして働くしかないことを知っている。他人と同じことをしても伸びないので、早起きして夜遅くまで稼ぎ、休日をなくすという手段をまず実行する。
  • どんな分野でも成功した華僑は青年期の数年間くらい睡眠時間3〜5時間を守り続け、働き続ける。
  • マレーシアにはマレー系、インド系、中国系がいるが、経済活動では中国系が抜きん出ている。中国系は勤勉でバイタリティに富み、かっこ悪いことでもやる。
  • 日本人なら資金がどうの、店がどうのと思い悩んでいるうちに、華僑は屋台からたたきあげて、裏通りに小店の一軒も出してしまう。
  • 富豪になる道で邪魔になるのは、怠けることとおしゃべり。
  • 土木建設事業を極端な安い価格で入札してライバルを蹴落とす。はじめから土木建設事業で利益を得ようとは思っていない。泊まり込みの労働者相手に飲食と賭博でビジネスをする。すった人には質屋、高利貸しをと立体的に行動。労働者に払う賃金は、その場ですべて使わせてしまう。借金があれば、次の現場でも働いてもらう。
  • 変わり身の早さ、転換して新規事業を起こすことのたくみさは、華僑の独擅場。映画館で洋画がダメならピンク映画専門館にする。
  • 喫茶店で今の従業員がズル休みしたり、手を抜かないために求人広告を定期的に入れる。
  • 上手く行った商売はすぐさま真似をする。隣で看板を黄色にして客が増えれば、自分の店の看板も黄色にする。
  • もともと故国を追われるように出た華僑は1つの場所にこだわらない。少しでも条件のいいところ、いい話があれば、たとえ何万キロ離れていてもためらわずに移動する。
  • 華僑の生活の底にいつも流れているが「ここはよその国だ」という考え。何か起こっても国の保護は期待できなし、自分や仲間で守らねばならない。

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