NISA(ニーサ)口座に入れる銘柄が何が一番良いのか?

私は今年から株式投資を始めたので、2015年のNISA(ニーサ)口座は、最初に投資したセゾン投信にしました。

しかし、私はセゾン投信の積立は10月いっぱいで辞めました。

理由は「直販投信8社の積立投資(定期定額購入)を辞めることにしました。」に書いた通り、信託報酬(コスト)が高いからです。

そもそも、セゾン投信は配当が出ないのでNISA(ニーサ)口座向きではないと思います。

では、どんな銘柄(商品)がNISA(ニーサ)口座に向いているのでしょうか?

NISA(ニーサ)口座に向いている投資先は何か?

NISA(ニーサ)は利益に対する税金が非課税になる制度です。

通常なら、20.315%(所得税15.315% + 住民税5%)が課税されますが、NISA(ニーサ)口座に限り、それが免除されます。

株式投資の利益には2つあります。

それは「運用益」と「配当」です。

ということは、NISA(ニーサ)口座に向いている銘柄は、「運用益がたくさん見込める銘柄」か「配当がたくさん出る銘柄」と言えます。

運用益がたくさん見込めるかどうかは、将来のことなので誰にも分かりません。利益が出るどころか、含み損が出る可能性も同じくらい存在しています。

実際、私が投資した直販投信8社の13銘柄は、現状では全て含み損が出ています。1つも含み益が出ていません。。

今後、含み益が出るほど基準価額が上がるかもしれませんし、さらに下がって含み損が増えるかもしれません。どっちになるかは、現段階は全く予測が付きません。

つまり、「運用益」とはとても不確かなものと言えます。

一方、「配当」は基本的に確実にもらえるものです。先が読める、確実性が高い利益です。

そして、「配当」にも税金がかかります。

そこで、私は「確実に配当がもらえる銘柄で、できるだけ配当利回りが高くて、もちろん売却益も狙えるような将来性のある銘柄がNISA口座に最適なのでは?」と思いました。

その時に思い浮かんだのが、バンガードの「米国高配当株式ETF」です。

このETFの過去12か月の配当利回りは3.37%です。経費率(信託報酬)も0.1%と非常に低コストです。

私はバンガードには現状で4銘柄に投資していますが、バンガードは年に4回配当が出ます。

そして、その配当金には日本の税金が20.315%、アメリカの税金が10%課税されます。

それは「初めて米国ETFバンガード(Vanguard)の配当を頂きましたが、税金が30%引かれるんですね。。」に書いた通りです。

配当金に課税されたアメリカの税金は外国税額控除で取り戻せる

配当を初めて受け取った時は知らなかったのですが、配当金に対して日本とアメリカの両方で課税されるのは「二重課税」となるので、自分で確定申告をして「外国税額控除」というものを受ければ、アメリカで課税された税金をある程度は取り戻せるそうです。

国税庁:外国税額控除

しかし、ここで1つ問題が・・・

NISA口座の場合、アメリカで課税された税金を「外国税額控除」で取り戻すことはできないそうなのです・・・。

証券会社の人曰く、これは日米租税条約でそういうふうに決まっているとか・・・。

うーん、なんともややこしいですね。。

米国ETFはNISA口座には向いていない

バンガードのような米国ETFをNISA口座に入れた場合、「配当と売却益に対する日本の税金」は非課税になりますが、「配当に対するアメリカの税金10%」は課税されます。

これって、なんとなくイヤですよね。

アメリカ側で配当の10%の税金が引かれてしまうで、NISAのメリットが使い切れていない気がしてしまいます・・・。

だから、米国ETFはNISA口座には向いていないと思いました。

そこで思い浮かんだのが、iシェアーズのような東証に上場している国内ETFです。

iシェアーズの配当金はアメリカで30%課税されている・・・

米国ETFにはバンガード以外にもiシェアーズがあります。

そして、iシェアーズは銘柄によっては東証に上場しています。つまり、国内ETFとして購入できるのです。

2015年10月20日現在では、16銘柄が東証に上場しています。

ブラックロック:iシェアーズ 東証上場シリーズのラインナップ

国内ETFとして購入できるということは、「配当に対するアメリカの税金10%」がかからないと私は思いました。

しかし・・・実は東証に上場しているiシェアーズの銘柄は、配当金に対してアメリカの税金が30%も課税されているそうなのです・・・。

なぜ10%じゃなくて、30%も・・・

ただし、銘柄によっては手続きをすれば、税率を30%から10%に減らせるそうです。

SBI証券:分配金米国源泉税軽減税率適用サービスについて

分配金米国源泉税軽減税率適用サービスの対象となる「iシェアーズETF 東証上場シリーズ」を保有しているお客さまにおかれましては、対象となる「iシェアーズETF 東証上場シリーズ」の銘柄より分配金が発生した場合、米国で30%の源泉税が課税されております。

三菱UFJ信託銀行を受託者とする「iシェアーズETF 東証上場シリーズ」において、受託者(三菱UFJ信託銀行)が米国歳入庁に対しお客さまの所定の情報を提供することで、日米租税条約上の軽減税率(10%)を適用することが可能となります。軽減税率適用のためには、所定の情報提供に関して同意をいただく必要がございますため、「米国現地源泉税関連情報提供に関する同意書」をご提出いただく必要がございます。

結局、米国ETFと同じように、東証に上場しているiシェアーズも、配当に対してアメリカで課税されてしまうんですね。。

元々、アメリカの商品だったものを、日本に重複上場させたものだからでしょうか?

ここまでで、次にような結論に至りました。

アメリカのETFは配当金に対してアメリカの税金が10%引かれるので、NISA(ニーサ)には向かない。アメリカ以外の国のETFはどうなのか?

iシェアーズのアイルランド籍の銘柄に注目

東証に上場しているiシェアーズのETFの中には、3銘柄だけアイルランド籍のものがあります。全て債券ETFですが。

どれも配当(分配)が年2回で、配当金(分配金)も比較的高めです。

この3銘柄はアイルランドでの税金が今のところありません。

つまり、配当金に対してかかる税金は日本だけです。

これをNISA口座に入れるのはどうかと今は思っています。

ただし、どれも債券なので、米国が利上げしたら債券価格が下がる可能性があります。

というのも、基本的に金利が上がると債券価格は下がるからです。(逆に、金利が下がると債券価格は上がる。)

ただ、こんなデータもあります。

野村アセットマネジメント:米国の利上げとハイ・イールド債券

野村のデータなので、債券商品を売るためにポジショントークかもしれませんが・・・。

あとは、私の場合、ポートフォリオには債券がほとんどないので、そういう意味でも債券ETFは選択肢になり得ます。

ただ、もうちょっと勉強が必要です。債券については、どんなリスクがあるのか、まだまだ分かってないことが多いので。。

SBI証券ならNISA手数料(国内株(売・買)および海外ETF(買))恒久無料

私は2016年はSBI証券にNISA口座を開設しようと思っています。

というのも、SBI証券なら国内株(売・買)と海外ETF(買)の取引手数料がこの先ずーと無料になるからです。

NISA枠内なら税金だけでなく、売買手数料もかからないのでお得感満載です。

とりあえず、年内にセゾン投信からSBI証券にNISA口座を変更する作業をして、2016年にNISA口座で投資する銘柄を考えていこうと思います。

NISA口座で積立投資をする予定はないので、2016年中に決めればOKです。まだまだ時間はありますので、今後もできる限り勉強をしていこうと思います。

参考サイト

NISAと海外ETFについては以下のサイトも参考になります。

2件のコメント

  1. とおりすがり

    >NISA口座の場合、アメリカで課税された税金を「外国税額控除」で取り戻すことはできないそうなのです・・・。

    結局、外国税控除は国内税とのバーター(二重課税をしないようにする)なのでNISAの様に国内課税がなければ控除する理由がないので仕方ないですよね。

    なので配当に注目するのであれば確定申告の手間が必要無い分、米国ETFはNISA向きだと思いますよ。

    • nanamidaido

      とおりすがり様

      コメントありがとうございます!

      なるほどですね〜。そう考えると、確かに米国ETFはNISA向きとも言えますね。

      今後の選択肢の1つとして考えていきたいと思います。

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