ETFとは?ETFのメリットとデメリット、注意点

私は今年から投資を始めましたが、今までは直販投信(アクティブファンド)と個別株に投資してきました。

しかし、本を読んで勉強していく中、コストに徹底的にこだわることの大切を学びました。

特に、長期投資では「毎年かかる信託報酬というコスト」にこだわることは大切です。年数が長くなればなるほど、コストが効いてきますからね。

というわけで、現在の私は直販投信(アクティブファンド)の代わりに、信託報酬が圧倒的に低いETF(上場投資信託)への投資を長期投資の対象として考えています。

インデックスファンドも積立ができるので選択肢にありますが、ETFに比べるとコスト(信託報酬)が若干高いです。

そこで、ここでは改めてETFについてイチからまとめたいと思います。

ETFとは?

ETFとは「Exchange Traded Fund」の略で投資信託の一種です。

普通の投資信託との違いは上場していること。だから、ETFは「上場投資信託」と言われています。上場しているので、個別株と同じように売買できます。

ETFはインデックスファンドと同様に、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)といった「指数」に運用成績が連動するように設計されています。

指数と連動なので、平均点を狙う金融商品と言えます。そういう意味では、個別株と比較すると初心者向けの投資対象とも言えます。

日本国内の指数だけでなく、海外の株価指数や債券、金(ゴールド)、REIT(リート・不動産投資信託)など連動するETFもあります。

日本国内に上場しているETFはヤフーファイナンスなどでチェックできます。

ETFのメリット(1)信託報酬が安い

ETFの最大のメリットは信託報酬が安いことです。(信託報酬とは投資信託の運用のために毎年かかるコスト)

投資家はインデックスファンドでもアクティブファンドでもETFでも、投資信託を保有する限り、資産から信託報酬が毎日差し引かれます。

ETFの信託報酬が低い理由は、取引所で売買されるので、販売会社の取り分がないためです。

ETFのメリット(2)リアルタイムの価格で売買できる

インデックスファンドやアクティブファンドといった投資信託を買う場合、1日1回算出される基準価額で買うことになります。

見られるのは前取引日の夕方に決まった基準価額なので、今の基準価額が分からない状態で購入することになります。

私が投資していた直販投信(アクティブファンド)などは、注文を出してから、実際に購入されるのが1週間後くらいでした。すごく時差がありました。基準価額が読みづらいです。。(売る場合も同様です)

しかし、ETFの場合、上場している個別株のようにリアルタイムの株価で取引できます。

指値注文もできます。

つまり、インデックスファンドやアクティブファンドよりも購入価格を把握しやすい状態で売買できるというメリットがあります。

ETFのメリット(3)セクターごとに購入できる

ETFなら国やエリアといった地域だけでなく、セクターごとで購入できます。

たとえば、「ヘルスケア」「生活必需品」「公益事業」「エネルギー」「一般消費財」「情報技術」「素材」「金融」「電気通信」「資本財」「不動産」といった具合です。

国内ETFよりも海外ETFの方がセクターごとにしっかり分かれている印象があります。

ETFのメリット(4)信用取引ができる

ETFは投資信託ですが、上場している投資信託なので、通常の株式のように信用取引もできます。

つまり、「買い」からでなく「売り」からも取引を始められるので、空売りで利益を狙うこともできるます。つまり、株価が下落局面でも利益を狙うことができるということです。

ETFのデメリット(1)購入時手数料がかかる

上場していない投資信託の場合、購入時手数料が0円(ノーロード)が一般的となっていますが、ETFの場合は通常の株式のように購入時手数料がかかります。

ただし、カブドットコム証券のフリーETFのように、購入時手数料が0円(ノーロード)というサービスも証券会社によってはあります。

ETFのデメリット(2)積立ができない

ETFのデメリットとしてまず挙げられるのは、毎月定額の積立投資ができないことです。

インデックスファンドやアクティブファンドでは、毎月5000円や1万円から自分が決めた額を銀行口座から自動引き落としで積立できるので、ドルコスト平均法を狙えます。

しかし、ETFは毎月の積立ができないので、毎回自分の意思で投資タイミングを決める必要があります。

ETFのデメリット(3)最低投資額が大きくなる

ETFのもう1つのデメリットとして、少額からの投資ができないことです。

ETFの場合、最低投資額は「株価 x 売買単位(口数)」で決まります。

たとえば、自分が投資したいと思ったETFの株価が18,870円だった場合、売買単位が1株の場合は18,870円からの購入になります。

株価が1,874円と低くても、売買単位が10株だったら18,740円からの購入になります。

上場していないインデックスファンドやアクティブファンドといった投資信託は1万円以下の金額から投資できるものも多いので、それらに比べると最低投資額が少しだけ大きくなるというデメリットもあります。

ただし、ある程度の資金を持っている人なら、この点はそれほどデメリットにはならないと思われます。

ETFのメリットでもあるし、デメリットでもある点

ETFは株式(個別株)の配当にあたる分配金がもらえます。

日本市場に上場しているETFの場合、年に1〜2回分配される銘柄が多いです。

米国市場に上場しているETFの場合、年に4回(四半期ごと)分配される銘柄が多いです。

分配金(配当)がもらえるというと、配当生活(インカムゲイン)を目指す人にとってメリットになり得ます。

しかし、キャピタルゲインを目指す人にとっては、ETFは分配金を自動的に再投資する仕組みがないので、複利運用が自動的にできないというデメリットがあります。

複利運用するには、獲得した分配金(配当)を自分で再投資する必要があります。

ちなみに、ETFの分配金は組み入れ銘柄の配当が原資になります。

毎月分配型投資信託にありがちな、元本を分配金に充てるものとは違います。

組み入れ銘柄に入っている企業の配当が増えれば、そのETFの配当額も増えます。

ETFを買う時の注意点

ETFは個別株のようにその時の株価を見ながら機動的に売買できるというメリットがありますが、売買高が少ない銘柄だと、買いたい時や売りたい時に売買できないこともあります。

ある一定の売買高がある銘柄に投資するようにした方がいいということです。

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